7.24.2012

7月の収穫と、「内気」のコントロール

庭のトマト(桃太郎)
先日、トマトがだんだん赤くなり、明日収穫しようかな・・・と思っていたところをカラスに食べられてしまったので、それからはネットで覆うようにしました。

ハマナスの果実(ローズヒップ)
ハマナス(ロサ・ルゴサ)は真夏に真っ赤に色づきます。
まるで真っ赤な大きめのプチトマトのように見えるらしく、道行く方々から、「これ何の実ですか?」と時々訊ねられたりします。
赤く熟したら、生食もできます。
果実を縦半分に割って、中の種と毛を洗い出せば、そのままガブリ!
お味は、例えるなら棗にちょっと似ています。
(水分の少ない甘さ控えめの林檎みたいな味・・かな。)

ハマナスも薔薇の仲間なので、果実はロサ・カニナ(ドッグローズ)や、ロサ・エグランテリア(スイートブライヤー)のように「ローズヒップ」と呼ばれています。
ローズヒップはビタミンCが豊富なので、ロサ・カニナやロサ・エグランテリアの果実は乾燥してローズヒップティーにします。
ハマナスも、ビタミンCがとても多いのですが、果実が他の薔薇よりもかなり大きいので、そのまま生で食べるのに楽なんです。
一度にたくさん収穫出来るようになれば、他のローズ・ヒップ同様、ジャムやピューレ、果実酒などにして保存しています。


今朝収穫した野菜です。
トマト4個、茄子2個、巨1大な胡瓜1本。
野菜が採れだしてからは、トマトや、胡瓜をおやつにすることが多くなりました。
これらの野菜って、お腹いっぱいになる割に、カロリーは低いんですよね。
トマト大サイズでも60kcal前後、胡瓜も特大サイズのものでも25kcalくらいだそうで、トマト1個と胡瓜1本の両方を食べたとしても、100kcalにもならないのです。
お腹いっぱい食べて、ビタミンCやリコピンが摂れて、カロリー控えめでとても有難いです。

勿論料理にも使いますよ。
最近では、トマト、胡瓜、茄子のいづれかが必ず食卓にのぼります。
毎朝野菜を収穫してから、さて今日はこれで何を作ろうかな?と、あれこれ考えながら、あとは必要な香草を摘みます。

ローズマリー

オレガノ

ローレル(月桂樹)
今の時期だと他にも、バジル、レモングラス、ミント類、タイム、セージ、紫蘇などなど。
東洋、西洋の香草が茂っていて、料理やお茶に利用できます。

春から夏にかけてスギナやドクダミを収穫したので、我が家のお茶はドクダミ茶とスギナ茶になりました。薬草茶を飲んでいるから特別体調が良い!と驚くほど効果を感じるほどではないのですが、昨年よりも体調も良く過ごせています。

さてさて、毎朝の日課としては、気功と、太極拳を行なっています。
ずっと行なってきたスワイショウから始まり、孫俊清氏の著「タオの気功(築地書館:ISBN4-8067-4528-6)」を参考に呼吸法や養生気功を行い、蘇いく彰氏の著「気の力を覚醒させる太極拳―劉雲樵伝 楊家太極拳壱百八式長拳(東邦出版/ISBN-13: 978-4809408168)で、気のコントロールを試みています。

以前昼食を食べた後、ウトウトと眠くなった時に、右腕の中を何かがモゾモゾと這い上がるように動き出し、その後丹田からも上へ何かが動くのを感じた時、びっくりして飛び起きたことがありました。
この感覚を体験した時、私的には多分「体内の気(内気)」が勝手に動き出したのでは・・・と思ったのです。
それからは、内気をもっと強化して、意識によって内気の流れを自由自在にコントロールする為の訓練を取り入れるようになりました。
焦らず、毎日コツコツ。。。
庭で収穫した薬草茶と同様、孫氏のタオの気功や、蘇氏の太極拳は、私に合っているみたいで、相乗効果的に、体調が少しずつ変化しているのです。

庭で野菜や香草を収穫して食に活かし、気功や太極拳で気の流れを整える。。。。
ささやかな事ですが、毎日がとても楽しいのです。
最近は、せっかく庭で薬草が採れるのだから、庭の草木を生薬として見るようになってきて、これらを薬膳として、もっと使いこなしたいなと、色々学んでみようと思っています。