ラベル book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

3.14.2015

Daytona BROS Vol.36

時々Daytona Brosとか、以前紹介したLightningなどの男性誌を無性に読みたくなる時があります。
Cath Kidston、Green Gate、そしてmarimekkoも大好きなのですが、ガッチリとした硬派のメンズモノも大好きなのです。所ジョージさんの「所ジョージの世田谷ベース」とか、「カリフォルニアスタイル」といった雑誌も本屋さんへ行くと、必ず目が行きます。
そう、私、基本的にアメカジが大好きなのです。なかでも、かなりタフに使ってもしっかりしているモノが好きです。普段着るものはザクザク洗えるものが良いですし、身に着けるアクセサリーや毎日使う雑貨にしても、ガンガンと使っても壊れにくい物が気兼ねなく使えるから、結局一番たくさん出番が多いのですよね。

少し前ですが、立ち寄った本屋さんで今月号(2015年3月号)のDaytona BROSの表紙を見て、「相棒と呼びたい タフなモノ」と書かれた、とてもキャッチーな見出しに惹かれて購入しました。
雑誌の中の文章でイイなと思ったのは、相棒と呼べるタフなモノの条件として、

「使うほどに手に、足に、身体に馴染む素材感。
キズすら美学に変えてしまう存在感。
ふとした瞬間に語れるヒストリー。
そこに在るだけで酒のつまみになる造形。
作り手の顔が見える素朴さ。
何よりも屈強な作りであること。」

という文章でした。あーなんだか、凄く解ります。私も無意識のうちにこれに似たような言葉を使っている時があります。このような条件を満たすものに惚れ込み、薀蓄を語り、値段の高い安いは関係なしに、所有欲を満たしてくれる、そのような道具(敢えて道具という言葉を使ってみました)が好きです。人間、生きているからには、何か道具が必要で、それが自分の手や足の代わりになるくらい徹底的に使いこなせたら、その道具はその人の相棒なのだと...そう思っています。

で、紙面で紹介されているモノは、当然男性用でして(当たり前だけど)、それでも、私でも心惹かれるモノが結構紹介されているんですよね。例えば、表紙のエンジニアブーツ他、財布やバッグなどの革製品とか、ネイティブ・アメリカンのシルバーアクセサリーとか、iPhoneケースやジーンズやG-SHOCKなど。。。あぁ~、見ているだけでも素敵。

私にとって、相棒と呼べるモノって何かな?と考えてみました。
一番に浮かぶものは、毎日使っているこのPCと、iPod touchとか? それとカメラ。カメラは無くても生きていけるのかもしれないけれど、以前カメラを手放した時、ものすごい喪失感に苛まれました。私はPCとカメラのお蔭でお仕事をさせて頂けたし、趣味としても続けたいのは何かなと思った時、カメラが浮かびました。今は私の相棒だと思っています。

今月号のDaytona BROSにはアメリカのレザージャケットメーカー"vanson"のロゴ入りキーフックが付録として付いていました。

編集長のオガワさんの絶対的なポリシーによると、わざわざお金を払って、Daytona BROSを手にして下さった読者の皆さまが、「付録だから・・・」「安っぽい・・・」「この付録は要らない」と残念な気持ちになるような付録は絶対につけないということだそうです。
ということで、このvansonのキーフックは、思っていたよりも軽くて、しかも軽い割にはしっかりしていて、とても重宝しています。鞄の中で鍵を見失わないように、オープン開閉の鞄の縁に取り付けてみると、これが思いのほかしっかりしていて、外れないのです。最近購入した雑誌の付録の中では、一番うれしく思えた付録でした。

※オマケのモノの写真。
普段私が使用しているカラビナキーホルダー。そんなに高いモノではないですが、一応革とか真鍮(?)が使われていて、武骨なデザインがとても気に入っています。でもこれはその分とても重いのです。

今回のvansonのキーフックは、見た目はずっしりとしているように見えて、実はとても軽いので扱いやすいし、確かにスクエアなデザインの棒材は高級感がありますよね。男性だとジーンズのベルトループに引っ掛けても良いですよね。
編集長のオガワさんの狙いどおりだと思いました。

2.12.2015

The Heavenly Village - Cynthia Rylant

I've finished reading "The Heavenly village" by Cynthia Rylant.
The Heavenly village
 by Cynthia Rylant
ISBN: 0-439-23149-3
On the spine of the book, it said:
A stopping place on the way to perfect happiness...
Everyone goes to heaven. But not everyone gets there right away.
Some spirits aren't quite ready to leave their lives behind. 
For these people, there is a stopping place, a place where they may keep half a heart in heaven and half a heart on earth. 
This place is called The Heavenly Village.

In a series of touching stories, Newbery award-winner Cynthia Rylant paints a moving picture of the spirits in this village. And in the process, she reminds us that life is an extraordinary gift, and that those we love are never really far away.
There are seven stories in this book, and each story is not connected, so you can read anywhere you want to read first. 
The stories are really cute! They are slightly religious, but warm and calm stories.

I thought if there were a village like the heavenly village, it was wonderful!
But also I think it is a novel, there isn't such a stopping place.
What should I do for the rest of my life?

You and I live on this earth, we can continue to have each own wonderful life because of we are still alive! And all is well.

1.11.2015

ネストローブの本革コインパース(リンネル2015年2月号の付録)

2015年2月号のリンネルの付録は、ネストローブの本革コインパースでした。ここ最近4年連続で、リンネルの2月号はネストローブの本革シリーズが付録です。
昨年の記事がコレ→(リンネル2月号付録はネストローブの本革シリーズ)実は密かに、楽しみにしているのです。
昨年3年連続で2月号がネストローブだったので、今回もひょっとして?と思っていたところ、予告がそうだったので先月から楽しみにしていました。
4年分のリンネル2月号付録
何を入れよう?と考えるのが楽しみな本革シリーズです。
今年のコインパースは今までの中で一番革が柔らかいと思います。
表側の革の色は今回が一番明るめで、ネストローブのロゴの刻印もクッキリと押されていました。
横からみたところ
厚みは結構ありますね。
コインパースとしてコインを入れるのが一番ベストなのでしょうけれど、他の物も入れて試してみようと思いました。
一週間分の薬を入れているケース
横長なのですが、横には入らなかったので(革なので使っているうちに伸びれば入るかも)、縦に入れてみたところ・・・
ピッタリ入った!・・・と、喜んだものの、ボタンが留められませんでした。。。
愛用のSAVEX(サヴェックス)のリップクリームを入れてみました。
真ん中に入れるとキツイのですが、隅のほうに入れるとボタンは留まりますが、形がちょっと歪になってしまいます。やはりコインパースとして使うのが一番しっくりくるみたいですね。
携帯用のバンドエイドなど高さの余り無いものだと良いかもしれないので、用途を考えてみようと思いました。
今この記事を書いている途中で気づいたのですが、内側の革は毎年どんどん濃い色になっていて今回のコインパースが一番暗いダークブラウンでした。革の種類に詳しくは無いですが、毎年革の種類が違っていて面白いです。

以前は読んでいる月刊誌はバラバラでしたが、最近はリンネルとMonoMaxの2誌に落ち着いてきています。その他の雑誌は記事に興味が持てた時だけ読むようになりました。MonoMaxは子供達も帰省した時に一緒に読むので、家族全員が好きな雑誌です。
そのMonoMaxですが、2015年2月号の付録も「SAZABY本革コインケース」です。
※追加画像 MonoMax2015年2月号付録
SAZABY本革コインケース
裏面
SAZABYの刻印が押されています。
昨年2014年2月号のリンネル付録の本革ミニケースに一番形が似ていたので、一緒に撮影してみました。大きさはSAZABYのほうが小さいので用途がかなり限られますが、蓋にもぐるりとステッチしてあったりしてかなり丁寧に作ってあります。上記のSAVEXのリップは何とか入りました。携帯ジュエリーケースにしても良いかな?と思いました。
最近使っている小物入れの革製品が付録ばかりになっちゃいそうです。。。
といっても、ネストローブさんの本革付録は好きなので、もし来年のリンネル2月号も本革○○だったら、やっぱり買っちゃうような気がします。。。
革は薄くても良いので、本革文庫本カバーとか・・・?
本革ミニペンシルケースとか?・・・そういうのが付録で有ったら嬉しいのですけれどね・笑

1.15.2014

リンネル2月号付録はネストローブの本革シリーズ

リンネル。
月刊誌の中では一番好きな雑誌です。
2014年2月号では、「和の心を知る 日本の暦 暮らしと行事、一年中」が、私的にとっても良かったです。

で、この号のリンネルの付録が、下の写真、「ネストローブ 本革ミニケース」でした。
リンネル 2014年2月号の付録
「ネストローブ 本革ミニケース」

マチも結構あります。

このケース、何に使おうかな?と今考え中です。
リンネルでは、リップクリームや小銭などを入れている写真がありました。
私は別のケースをリップや小銭入れにしているので、何か他の用途に使いたいんですよね。
私の場合、ある日突然使い道が閃くといいますか。。。全く本来の用途とはかけ離れる使い道が思い浮かんだりすることも有るので、それまでは今のところ、時々出しては眺めて革の感触を楽しんでいる状態です。

ところでリンネルの2月号って、2012年から3年連続で「ネストローブの本革ケース」が付録なんですよね。
リンネル2012年2月号(右下)、2013年2月号(上)、
2014年2月号の付録(左下)

皮の色は似ているのですけど、全部革の種類が違うんです。
こうやって並べると、なんだか可愛い♪

昨年(2013年2月号)のは、がま口コインケース(写真上)でした。
このがま口コインケースも、使い道が決まるまでは??だったのですけれど、今では重宝しています。
このがま口、マチが全く無くてぺったんこで、最初は使いづらそう。。。と思っていたのですが、500円玉専用のコインケースにしたところ、これが大正解でした。
実は私、1回の受講代がワンコイン(500円)の習い事をしているのですが、毎回の受講の時にこのがま口から1枚(500円)をお支払いしています。
お財布に500玉があれば、このがま口に移し替えて、毎回の受講時に500円玉が無い!・・と、焦らない為にも準備をしておくのですが、マチが無い分鞄に入れても邪魔にならないし、マチが無くても500円玉だと20個余りは入りますし、そのくらい入れていると少し革が伸びて良い塩梅になっています。
習い事には、5~6個も入れて置けば安心なので、25~26個くらい貯まったところで、20個を取り出し貯金しています。
この500円専用コインケースは、知らず知らずのうちに貯まっていて、気が付けばこのケースのお蔭でプチ貯金が出来ていたのです。

2012年2月号のケース(写真右下)は、本革カードケースで、これは図書館のカードなど、お金を支払わないカード専用にしています。
勿論カード専用と謳っているケースなので、カードがピッタリ納まります。

革って、長年使っているうちに良い感じに馴染んできて、その人その人の使う味?みたいな個性が出てくるので、付録といえども、出来るだけ長く大切に使っていけたら良いなと思っています。

(※2015年2月号リンネル付録-「ネストローブ本革コインパース」に続きます。)

4.02.2013

Lightning-19th Anniversary Schott×Lightning Melton Eyewear case

アメリカンライフスタイル雑誌の「Lightning」。
時々「ネイティブアメリカン」の特集や、「ジーンズ」「ヴィンテージ」「アンティーク雑貨」などの特集が組まれていて、結構好きな雑誌です。

毎年5月号は創刊記念号で、今年は内容も500ページを超える特大号になって、内容も充実していたので購入しました。
今月号は創刊19周年特大号「アメリカン・スタイル白書」ということで、Schott×Lightning Melton Eyewear case(ショット製メルトン アイウエアケース)が付録として付いていました。

この付録のショット製メルトン アイウエアケース。
Schottのピーコートと同じ素材で出来ていて、アメリカ本国のショット・ファクトリーで製造されたものなんだそうです。すごいですねぇ。豪華な生地を使用しているんですねぇ。

ショットのニュージャージーの工場で作られたので、
N.Y.C.  MADE IN U.S.A.とラベルが付いてます。
(裏側はLightningのロゴ。)

Schottの事を知ったのは、ニュージャージー州が米国人の友人の故郷で、彼女からチラリと聞いたのが始まりです。

実は偶然、このアイウエアケースが、購入したPENTAX OptioWG-2のケースに丁度ピッタリだったのです♪

ね?なかなかイイでしょ?!カラビナとストラップを付けたままでも仕舞えるケースが欲しかったのですが、このケースはサイズも素材感も丁度ピッタリな感じです。
元々メガネなどを入れる為に作られているから、この素材がこのカメラの液晶を鞄の中で保護するのにもピッタリだし、カラビナでどこか(例えばジーンズにこのまま)に引っ掛けても安心だし。。。。
(長男には、そんな事心配せずにガンガン使う為にこのカメラ買ったんでは?と指摘されましたが・・・汗)ジーンズに引っ掛けてラフに使いたい!

他にも工夫次第でいろいろなケースになるそうです。
LightningさんSchottさん、この絶妙なタイミングで、この付録を作って下さり、本当に有難うございます。

本誌は、特大号だけあって盛りだくさんな内容でした。
今年はミリタリーウェアが流行っているので、ヴィンテージだけど今風ですごく楽しい内容でした。

1.22.2013

KUKA LOHDUTTAISI NYYTIÄ?

絵本が結構好きです。
書店や古書のお店で、じっくりと絵本を選んでいる時があります。
たくさんは持っていないのですが、以前ご紹介したブライアン・ワイルドスミスさんの絵本(特に動物モノ)は、色彩が美しくとてもお気に入りです。
他にも梨木香歩さんが好きなことがご縁となった「ペンキや」は、出久根育さんの微妙な色の持つ不思議な感覚を味わえたり、「ワニ-ジャングルの憂鬱 草原の無関心」は、色彩の鮮やかさが大変素晴らしかったりと、梨木香歩さんの哲学的な言葉と重なって、いろんな事を想像しながら、絵本タイムを過ごすことが出来ます。

所有している絵本の中から、大好きなトーベ・ヤンソンさんの絵本もひとつ紹介します。
タイトルは、「KUKA LOHDUTTAISI NYYTIÄ?」(フィンランド語の絵本です。)
日本語版では「さびしがりやのクニット」、英語版では「Who Will Comfort Toffle?」というタイトルで出版されています。


4〜5年ほど前にネットで探して購入したものです。
ヤンソンさんの絵本は他にもたくさん出版されているのですが、この本は色彩がとても鮮やかだという評判だったので、どうしても手元に置いて見てみたくなり、更に調べたところ、いろいろな言語で出版されていて、それぞれの紙質が微妙に違うらしいということを知りました。
それならば、フィンランド語の勉強にもなるしと、フィンランド語版を選びました。
30ページほどしかない絵本ですが、どのページも美しく、カラーのページは大胆なタッチ、モノクロのページは線画も有り、しかもテキストも筆記体?・・かな?美しい書体になっていて、何度見ても飽きない絵本です。
そしてこのページですが・・・・・。
この絵本を久しぶりに眺めていて、あらっ?と気づいたことがあります。
この上のページのイラスト!そういえば、昨年末に購入したmable SUDとコラボの「Moominステーショナリーセットブック」に入っていた、ペンケースの森のイラストと似ています。右がそのペンケースです。(登場人物は違いますが(笑))
ペンケースでは樹木の葉の部分の線が縮小されているためか、所々潰れてベタっぽくなってしまっていて、ちょっと残念なのですが、絵本のほうは原画により忠実に印刷されていて、一本一本の筆跡がはっきりと判ります。(ステーショナリーセットは、最初イエローバージョンも出てたから、原画に忠実ではないのは、「このセットにしかない配色」をうたっているのを知って購入したので、それは最初から文句はいえないんですよね(汗)・・・でも、ピンクバージョンのほうが、絵本により近い配色になっていたおかげで、この絵本のページのイラストが使われていたんだなぁ・・って、今頃ですが気づけました。)
持っているムーミングッズを見て、どの小説や絵本、コミックなどの、どこのページから取り上げられたものなのかと、再度読み返してみるのも結構楽しかったりして。

フィンランド語に関しては、まだまだスイスイ読めるレベルではない為、辞書を引き引き、少しずつ読みすすめています。

原画といえば、2009年にトーベ・ヤンソンさんの原画展が日本で開催された時、どうしても原画をこの目で見たくて、愛知県「おかざき世界子ども美術博物館」へ、静岡に居る次男と合流して、行ったことがありました。
実物のヤンソンさんの原画は、線の繊細さと、色の鮮やかさの中にどことなく「さみしさ」みたいなものを感じたり。。。。時代的な背景や彼女自身の環境がこういった色や線を産むんだろうなぁと、ただただ感動しながら食い入るように見つめてきました。
ムーミンシリーズ」を読んで、更に「トーベ・ヤンソンコレクション」の小説の持つ雰囲気からファンになったトーベ・ヤンソンさんでしたが、元々が画家さんであり、原画を見る機会を日本で持つことができて、とても良い思い出となりました。次男もなにか思うものがあったようです。あの後フィンランドにも行ってみたいと言うようになりました。

1.08.2013

英文法の本

先月から英文法の学習をスタートさせて数冊の文法書を読み終えました。
その中に、私にとってはすごく大切な英文法の本が有ります。
もう何十年も前の、とてもとても、とーっても古い中学生用の参考書です。

解明事典「英語」
監修:黒田巍
(東京教育大学名誉教授)
発行:暁教育図書
どのくらい前から持っていたのかは分かりません。ISBNも発行年月も記されていないのです。
どうやらこの解明事典はシリーズになっているようで、背表紙にはシリーズらしい「6」という数字があります。英語以外にも国語とか数学とかがあったのかもしれません。

監修者の黒田巍先生が「東京教育大学名誉教授」となっています。(※東京教育大学は1978年に閉学されていて、現在の筑波大学の母体とされているそうです。)
なので、それ以前の本ということになります。
中を見ると、最初数ページがカラーになっていて、当時のアメリカ人の家庭や学校での暮らし、イギリス(ロンドン)の風景などが紹介されていますが、この写真を見るだけでも年代を感じることが出来ます。
アルファベットの説明のページ。
当時はブロック体と筆記体の両方を習いました。最初はブロック体を、数箇月してアルファベットに慣れてから筆記体を習った記憶があります。
このページのアルファベットが出来たいきさつなどの記述も興味深いです。

この本が何故何十年もの間、私にとってとても大切な本であったのか。。。
当時、英語は得意でした。が、2年、3年と進むにつれてだんだん難しくなって、少しモヤモヤしてきた時、この本を読んでみたところ、すごく理解出来たのです。
それはこの本の解説がとても解りやすく、しかも本の構成が読みやすく、すっと頭に入っていったことが一番の理由でした。難しく思える事がきちんと整理されて、理解しやすいというのは、読者にとってとても大切なことではないかと思います。
そしてこの本は、中学英語といえどもかなり深くて、この本一冊分の英文法知識がしっかり身に付けば、文法に自信が持てるのではないかと思えるほど素晴らしい本なのです。
「文型」「品詞」「各単語の持つ働き」など、英語を読む為、書く為の「英語のしくみ」が丁寧に、且つ解りやすく書かれています。まず例文が有り、文法の説明とポイント、そして問題と解答・・と英語を楽しく解釈出来るように工夫されています。
中学生の英文法といっても、最後のほうのページは「関係副詞(関係代名詞と関係副詞の違いなど)」「過去完了(過去完了進行形や仮定法過去完了など)」「従属接続詞」など、中学3年間でこんなことまで習っていたっけ?と思えるほど。当時は「ゆとり教育」という発想など無い時代でした。

この本の英文法の説明に、どれだけ助けられたことか。。。
子供が生まれ、もし子供達が学校で英文法が解らなくなったら、この本を渡そうと思っていたのですが・・・有難い事に子供は私よりも英語を使いこなし、今では世界中の友人達とのコミュニケーションツールとして英語には全く不自由が無い様子。。なので、この本は現在までずっと私のところに置いておくことになったのでした。

私も普段の日常会話では、文法を意識して話すことはないのですが、洋書などの長文を読む時になると、英語が母国語では無い私にとって英文法の知識は、とても役に立っているということに気がつきます。

だけど・・・それでも・・・最近???となる時があるのです。
文章を読んでいて一度で理解できなくて、数回読み直す事があるようになりました。
(実はこの状態は英語だけじゃなくて、日本語の小説でもあるのですけれど・・・)
このまま理解しづらくなっていくのは嫌だなぁ・・・そう思って、最近読み出したところ、やっぱりすごく解りやすいんです!
確かに取り扱っている文章は古さを感じますが、時代が変わって使う言葉が変わっていっても、一定の規則に則って言葉を使っているから、他人と他人がコミュニケーションを取れるのだと思います。

黒田巍先生のこの「解明事典」と、もうひとつ、以前駿台予備校の伊藤和夫先生の著書「英文解釈教室」という本を読むと、英語の「しくみ」が見えて面白かったのを覚えています。
「英文解釈教室」のほうは、文の中に更に文が入り組んで複雑になっている文章をどのように読んでいくのか・・・まるでパズルを解くような説明でした。ちょっと手ごわい本ですが、じっくり取り組んだ後に洋書などを読むと、文章が楽に読めるようになった記憶があります。
もう何十年も前の頃の話ですが。。。。。また最近この「英文解釈教室」も読み返しています。

最近、英語の参考書を読むのが楽しくなっています。
大学入試用の参考書なんて、この歳になってまた読むようになるとは思わなかったのですが、すごく面白いのです。
多分今だから、じっくり取り組める時間的ゆとりが出てきたからだろうと思います。

11.16.2012

寒くなってきたので・・・

昨日北陸はとても寒い一日となり、夕飯はおでんにしました。
LDKのリフォームで、キッチンにIHクッキングヒーターを導入しました。以前はガスだった為、古いおでん鍋は使えないかも。。。と覚悟していたのですが、義母が残してくれたおでん鍋は、ホーローだった為全く問題なく使えました。
とても古い鍋なのですが、このお鍋、本体は分厚い黒いホーローで出来ていて、持ち手はごげ茶色の木製という、なかなか凝った作りのレトロなお鍋です。(でも、何故か蓋が無い!(笑)なんとか他の鍋の蓋で兼用できました。。。)
そういえば、義母から譲り受けた雪平鍋も、やたらと重いなぁ。。。と思っていたら、IHでも使えるように底がステンレスになっていて、これもそのまま使えました。
お鍋をほとんど買い変えないといけないのかなぁ。。。と思っていたので、非常に助かりました。


寒くなってきたので保温ポットを出してきたのですが、色がメタリックな赤で、キッチンに置くとなんだか色が妙に浮いてしまうのです。
そこで、このポットにもジュートで編んだお洋服を着せてみました(笑)
今まで無機質で表情を感じた事が無かったポットだったのですが、ジュートで包んだ途端、不思議な事に生き物のように表情を感じます。まるでペンギンがお洋服を着せられて、ツンとおすまししているように感じるのです。なんだか可愛くて微笑ましい。

今朝は、昨日とはまるで違い、日中は久しぶりの快晴でした。
午前はウクレレ教室でしたが、前回の反省も踏まえ、毎日少しずつでもウクレレに触って練習してきたおかげで、どうにか伴奏に合わせて弾く事が出来ました。
やはりちゃんと弾けると嬉しいものです。
でも明日からはまた寒さが戻ってくるとか。。。

先日からウェイン・W・ダイアー博士の著書"Change Your Thoughts, Change Your Life"の邦訳版「老子が教える 実践道(タオ)の哲学」を読み始めました。ダイアー博士の本を読むのは久しぶりです。大好きな老子の『道徳経』81章をダイアー博士なりの見解と解釈で書かれた著書です。
この本を手にとってみると不思議なことに、表紙に訳者の名前が書かれていません。
今までですと、柳町茂一氏や、渡部昇一氏などの名前が書かれていたのに・・・はて?と思いつつ、本の後ろのほうの出版社情報を読んでみると、「柏倉美穂さん」となっていました。調べてみるといろいろなジャンルの本の翻訳をされていらっしゃる方のようで、ダイアー博士の翻訳者としては始めてのようです。老子の道徳経とダイアー博士の"Change Your Thoughts, Change Your Life"をどのような日本語に置き換えてあるのか・・・も楽しみながら読みたいと思っています。
秋の夜長に、温かい飲み物と読書。。。家に居る時間が長くなりそうです。

9.22.2012

梨木香歩さんの本

最近、梨木香歩さんの本を続けて何冊か読みました。
以前梨木香歩さんの「家守綺譚」を読んでから、非常に「梨木香歩」という作者の思考というか、考え方に興味が湧き、梨木香歩さんの著書をいろいろ読めば、作者の伝えたいことの全体像が判るようになるかな。。。と思ったのです。
何故興味を覚えるのか・・・読んでいる途中途中で、本を閉じてため息が出たほどに、私が願っているような。。。何かしら同じモノを感じたからです。
思考?感覚?民族と民族?、個と個?、宗教への見解?、価値観?、人間と他の生物との関係?、生きるということへの問いかけ?などなど。。。
生きている間には、決して100%解らないかもしれないけれど、それでも「私」が「私」として生きていく為の、「道」を模索している時に「そうそう」と納得できる部分。。。が梨木香歩さんの本を通して得られているように感じるのです。

最近読んだのは、「からくりからくさ」「りかさん」「蟹塚縁起」「マジョモリ」「裏庭」「村田エフェンディ滞土録」「f植物園の巣穴」「春になったら苺を摘みに」「西の魔女が死んだ」「ペンキや」「沼地のある森を抜けて」「丹生都比売」。。。

それぞれの本の個別の感想は、機会があれば記したいなと思います。
どの本からも、読後「あぁ読んで良かった!」という気持ちでいっぱいになりました。
今後もまだ読んでいない梨木香歩さんの著書は全て読んでみたいと思っています。


4.06.2012

「土を喰う日々」「精進百撰」

最近読んだ本2冊。
水上勉氏の「土を喰う日々」と、「精進百撰」。
(左)土を喰う日々:新潮文庫:ISBN978-4-10-114115-2
(右)精進百撰::岩波現代文庫:ISBN4-00-602025-2

なんでしょう?この清々しさは!
以前取り上げた梨木香歩さんの「家守綺譚」の時も同じような読後感でした。
水上勉氏のこの2冊は、精進料理の本だからか、なんとも言えない「潔さ」を感じる本でした。
私はこういう風な料理を好むんだなぁ。。。と思いました。
随分前ですが「ヨーガンレールの社員食堂」の本を読んだ時にも感じたのですが、ヨーガンレールさんや、家守綺譚の主人公の綿貫征四郎、そして今回の水上勉氏、この方々の凛とした生き様や暮らしぶりが、そのまま料理に現れていて、私が見習いたいと思っているスタイルがこれらの方々の中にあるのです。

「土を喰う日々」は、70歳を過ぎた晩年に心筋梗塞を患い、心臓の三分のニが壊死した水上氏が信州の里山に生活をうつし、畑でとれた野菜や山菜で精進料理を作って暮らしていた時の四季の記録です。
「精進百撰」のほうは、その精進料理のレシピ集を兼ねたエッセイのようになっています。
水上氏は9歳で京都のお寺へ入り、その後16~19歳まで隠侍をされていた時に精進料理を学んだそうで、その時の事も語られています。

本の中に出てくる料理のシンプルな味付けと、野菜やモノを大切に扱う心が、読んでいて気持ちが引き締まるように清々しくて、あぁ、私もこんな風に食物やモノを扱っていきたいと思ったのです。
物を大切にする気持ちは、自分なりに有ると思っていましたが、水上氏のこれらの本を読むと、ここまではとてもとても・・・。水上氏がこれほどまでに徹底した食事を行ったのも、残った心臓に負担をかけないようにし、旬に沿った暮らしを行い、与えられた残りの人生を全うして生きていこう!と決意されたからです。そこには厳しい自然の中に在りながら、四季折々の暮らしを楽しんでいらっしゃる様子が伺えました。

「土を喰う」について、水上氏が本の中で、
----何もない台所から絞り出すことが精進だといったが、これは、つまり、いまのように、店頭へゆけば、何もかもが揃う時代とちがって、畑と相談してからきめられるものだった。ぼくが、精進料理とは、土を喰うものだと思ったのは、そのせいである。旬を喰うことはつまり土を喰うことだろう。土にいま出ている菜だということで精進は生々してくる。----
と書かれています。
また、「精進百撰」では、「土を喰う日々」を婦人雑誌に載せていらした時のエピソードも書かれていました。
----印刷の事情もあって、編集者は三ヶ月早くに畑と相談もせずに旬を予測して特集号を組んでいた。そのため五月の筍は五月にたべるのが旬だけれど、三月にスーパーで買って間に合わせたのであった。したがって嘘になる。これが気に入らなかった。----
水上氏はその後、編集部と交渉して、自分で収穫した旬の物を調理し、撮影したものを2年分蓄えてから、その旬に合わせて雑誌に載せたそうです。

たしかに今は日本中、世界中の食物がスーパーで買うことが出来るようになりました。
旬もそれぞれの各地で違っていて、一年中いろいろな野菜や果物が揃っています。
自分の住む地域の野菜や果物の旬がいつなのか、判らなくなるときもあります。
実際に畑を持ち、自分で旬の野菜を収穫出来るのは、とても贅沢な事なんだなぁと感じました。

それでも日本は四季がある国。
日本に住んでいると、その季節季節の食べ物が出まわるのを待ちわびている気持ちは、それぞれに多少あると思うのです。
水上氏の掲載レシピを読者が読む頃には、その文章や写真から旬を感じ、読者の食卓にも旬の食材で作った献立が上がっていたと思うのです。
畑があっても無くても、それぞれの旬を楽しめたらいいなぁ・・そう思いました。

ところで、私は今のところ「完全菜食」ではないので、肉も魚も献立に載せます。
畑で採れたお野菜をどのように料理しようかとまず考え、それに少しのお肉かお魚、少しの豆腐、少しのお米などが献立に加わります。

その畑なのですが、冬中献立作りに一役かっていた大根に蕾が見えるようになってきました。
太い大根から収穫していったので、最近は細いものや小さなものばかりになっています。
今朝収穫して、洗って処理中の大根
だんだんと小く歪なものばかりになっています。

大根の葉
農薬を全くやらなくても、虫食いも無く、とても綺麗な大根葉を何ヶ月も食べることができました。
今日は、大根菜は炒め煮にして、大根はふろふき大根にしようと思います。

私の畑の場合、たくさんの種類の野菜が有るわけではありません。
今だったら、まだ残っている大根、ブロッコリー、キャベツが少々。。。。
精進料理とまではいきませんが、水上氏の「畑と相談して・・・」をちょっとだけ共有出来て、なんとなくほっこりとした気分と、収穫できる有り難さが感じれる本でした。

※庭、及び畑に関するPOSTは今まで、Fuji's flower gardenに載せていましたが、サーバーの都合により5月にホームページが終了するのに合せ、今後はこのブログに載せていくことに致します。

3.26.2012

Lau Tzu(老子) Tao Te Ching

気がつくと日々あれこれと、いろいろな事を考えています。
考えなくて良いことまで考えたり、考えすぎて・・・・自分は何をどうしたいのか解らなくなったりする時もあります。
そんな時に最近読んでいるのが老子の「Tao Te Ching(道徳教)」です。

最初に「TAO」という言葉を目にしたのは、このブログにも度々記してきた米国の心理学者ウエイン・W.ダイヤー博士の著書「The Power of Intention」だったと思います。
邦題は「思い通りに生きる人の引き寄せの法則」で、この本を読んでいた当時、私は博士の言葉にとても癒された記憶があります。
なかなか思うように行かなくて悩んでいた時で、この本に
「あなたが物の見方を変えれば、必ずあなたの見るものは変わる」
という言葉がありました。
その本の説明のページの見出しにあったのが老子の言葉でした。

「何も欠けたものがないとわかれば、全世界はあなたのものだ」

それを時々思い出しては実行していくうちに、気づくことが多々あって、見方が変わったら本当に見るものも変わっていました。
博士の本を読んでいくうちに、博士に多大な影響を与えている老子とはどういう人物で、どういう思想の持ち主だったのだろう?とちょっと興味を持ち始めたのが始まりでした。

「Tao」は道、「Te」は徳、それぞれを説明しているので「Tao Te Ching(道徳教)」全81章有ります。
ウエイン・ダイアー博士がご縁となって、「Tao Te Ching」や、「Hua Hu Ching」を少しずつ読むようになりました。

「道徳経」とあると「〜〜ねばならない」のような厳格なものかと思っていたのですが、図書館で老子の本を借りてきて読み始めてみると。。。その全く逆でした。
そもそも「TAO(道)」って、何ぞや?と思って読み始めてみると、いきなり第一章に
「道可道、非常道。(道の道う可きは、常の道に非らず)」
と出てきて、まるで、
「TAOと説明がつけられるものは、そんなものTAOじゃないっつーの」
と言っているような、このノリ。
「あなたねぇ、物事をあーだ、こーだと難しく考えすぎるよりも、もっと頭の中をシンプルにして生きなさいな」と何千年も前の老子にいきない言われた気がしました。

何冊か読んでみて、解説が素敵だなぁとか、面白いなぁと思って、実際に自分でも購入して、肩肘はらずに読めたのは以下の3冊の本です。 
タオ-老子
加島 祥造 著
出版社:筑摩書房(ちくま文庫)
ISBN-13: 978-4480422675 
(とても解りやすい。TAO入門書)

タオのプーさん
ベンジャミン ホフ 著
出版社: 平河出版社
ISBN-13: 978-4892031588 
(A.A.ミルンのクマのプーさんがお好きな方には面白いと思う)

そして、きわめつけがこの本↓
バカボンのパパと読む「老子」
ドリアン助川 著
出版社: 角川マガジンズ 
(角川SSC新書)
ISBN-13: 978-4047315648

老子を読んでいて、老子ってドラゴンボールの悟空のじっちゃん「孫悟飯」のイメージがあったのですが、ドリアン助川さんの手にかかると、老子はバカボンのパパにそっくりになるそうです。
考えてみると、「クマのプーさん」にしても「バカボンのパパ」にしても、スッタモンダしていても最後には上手く丸く物事が収まっています。
バカボンのパパはいつも、
「これでいいのだ!」
と言っていますし、老子の教えも、
「人があれこれ考えるよりも、自然の摂理にしたがったほうが良いのだ」
みたいな感じの自然との調和とか、自然に身を委ねるということがたくさん書かれています。
人間の力で自然に立ち向かって、どうにかしようとせず(歯向かおうとせず)、自然と共存して合わせていけば、物事は上手く流れていく・・・ってことですかねぇ。

先日、国民総幸福量ナンバー1の国「ブータン王国」の事をNHKのドキュメンタリーや雑誌で読む機会があったのですけれど、「鶴が毎年飛来するのを楽しみにしているから、電線を渡して鶴が飛来出来なくなる方が寂しいから電気は無くてもかまわない」と考えていた部落が報道されていました。
それを知ったオーストラリアの国(だったと思う)から地下に電線を引き込む援助を受けることが出来て、鶴も人間にとっても良い結果になったとありました。
森をとっても大切に敬うブータン。
取材に応えていらした大臣の言葉に、「人間だけが幸せじゃダメなんだ。人間も自然の一部だから、人間以外の動物も植物も大切にしていかないと、私たちの本当の幸せとは言えないんだ。」みたいな老子の教えに似たようなコメントがありました。

ちょっと疲れた時には、老子を少し読んで、そしてバカボンのパパやクマのプーさんのように、たおやかに柔らかく生きていけれたらいいなぁと思いました。

3.19.2012

リンネル2012年5月号 キャベジズ&ローゼズ キルティングフラワートート

今朝早く「ピンポーン」と家のチャイムが鳴って出てみると、ヤマト運輸さんでした。
2012年5月号のリンネルが届いたのです。
そうっか!今日発売日だったんですね♪
2012年5月号リンネル

今月号も前月同様、発売をすごく楽しみにしていたのです。
それというのも、付録として大好きなChristina Struttさんのブランド「Cabbages & Roses(キャベジズ&ローゼズ)」のキルティングフラワートートが付いているのです。
今月はeclat4月号にもCabbages & Roses(キャベジズ&ローゼズ)のショルダートートが付いていましたので、あぁ、やっぱり春だなぁ。。。なんて思ったのです。
(※「キャベツ」と「薔薇」って、私のイメージではどちらも「春のイメージ」なんですよね♪)
リンネルにキャベジズ&ローゼズが付録になったのは、多分今回が2度目だと思うのですが・・・?(多分)
昨年の2月号の付録だったトートバッグも同じHatley柄の赤色でした。
このHatleyは、製品によって柄の出る位置がかなり違ってくると思うのです。
(梱包されていた箱にも、エンドレス生地を使用しているので、柄合せの設計・製造はされていないと書かれていました。)
届いたトートバッグを見る限り、なかなか綺麗な位置に模様が配置されていました。
生地は綿素材なのかなぁ・・と届く前は想像していたのですが、裏表どちらもポリエステル素材でした。
(同じポリエステル素材でも、昨年2月号の付録より細かめの生地です。)
ちょっとご近所にお買い物に行くのに、お財布・ハンカチ・携帯・折りたたみエコバッグ等を入れて出かけるのには丁度良いと思いました。

リンネル本誌のほうですが、今月号は興味が有る記事が結構たくさんありました。
クリスティーナさんのお家もとっても素敵でしたし、最近手づくりしはじめた塩麹のレシピや、マスキングテープのアイデア、始めたいと思っていた薬膳のことなどなど。。とても嬉しい内容でした。
じっくり読んで生活に取り入れようと思っています。

3.16.2012

家守綺譚

前回書いたとおり、図書館から借りてきた梨木香歩さんの「家守綺譚」を読み終えました。
返却の時期になったのですが、あまりに良い本だったので手元に置きたくなり、文庫本を購入しました。
文庫本の「家守綺譚」
梨木香歩 著
新潮文庫
ISBN:9784101253374

パラパラとめくってみると、文庫本なのに文字サイズは単行本よりも大きく感じます。
老眼の私には読みやすくて、大変有難いことです。
しかも文庫版のほうには、巻末に、主人公である綿貫征四郎の随筆「烏蘞苺記(やぶがらしのき)」が収録されていて、これまた嬉しい限りでした。

この本の何が良かったのかといいますと、Amazonのレビューの大多数の方々の意見と同じで、この物語に登場する人、動物、植物、人魚、河童、狸、小鬼、精霊などなど、どれもが魅力的なのです。
そしてこの本のもつ雰囲気とか空気がとても心地よいのです。摩訶不思議な出来事も多々起こるのに、淡々として静寂で、早く読み進めるのが勿体ないような「味わう作品」でした。

すごいなぁと思ったのは、梨木さんの用いる日本語で、とても美しくて読んでいて時々ため息が出たほどです。
私は日本語の漢字が苦手で、恥ずかしながら読めない漢字もありました。
以前はそのことに劣等感を持ち、余計に日本文学から遠のいていたことも有りましたが、それでも美しい日本語を使いたいといった気持ちはどこかしら有りますし、美しい日本語に触れていたいという思いも時々沸き起こってきます。

悲しいかな、自分の日本語力の低さや乏しさにガックリとしながらも、それでもこの物語に浸っていたいという思いが湧いてきます。こういった本はただ単にサラっと読んで、「あぁ〜面白かった」では終わらせたくなくて、読んでいてどうしても読めない漢字は、その短編を読み終わった後に、メモに書き留め、後で調べて、再度読み返したりして、作品としては勿論、使われている言葉自体も、じっくりと味わいたくなるのです。

梨木さんのこの「家守綺譚」には、それぞれの短編のタイトルに全て植物名が付けられています。私は植物には結構詳しいほうだと自分では思っていたのです・・・・実際、出てくる植物を大体想像出来たり、庭に育っている植物をイメージ出来たりしたのですが、一つだけ始めて目にした植物名が有りました。
「ヒツジグサ」と書かれたその植物は、スイレン科の多年草のことだそうで、この植物の描写がまたとても面白いのです。

すこし引用しますと
----池には、今、小さな睡蓮が咲いている。ヒツジグサという名だそうだ。よく付けたもので、未の刻になると律儀に花を開く。この水草が、最近、「けけけっ」とたいそうけたたましく鳴く。未なら他に鳴きようもあろうに。サルスベリはあまりこの花を好かないらしい。これが咲くといかにも嫌そうに幹が反る。俺は揉め事はまっぴらだよ、と云ってあるので今のところ大事には至っていない。
ゴローは最初、ヒツジグサが鳴くとぎょっとして飛び上がっていたが、今では慣れたもので昼寝の目を開けようともしない。----

「けけけっと鳴くヒツジグサ。いつか機会があれば、実際に鳴くところを見てみたい!」
このようにして、出てくる植物に思いを馳せるのも、また楽しみの一つです。

梨木さんといえば、「西の魔女が死んだ」が有名で、私も映画としてDVDで見ていたのですが、本として作品を読んだのはこれが始めてでした。実は「西の魔女が死んだ」の著者と「家守綺譚」の著者と、「春になったら苺を摘みに」の著者が同じ方だとは全く気付かなかったのです。(昨年「春になったら苺を摘みに」という本もブックオフで購入していたのですが、この本はまだ未読です。同じ著者だと知ったのは、「家守綺譚」を読んでいる途中だったのです。いずれ読もうと思っています。)

「西の魔女が死んだ」はDVDでしか見たことがないのですが、今思えば、最後のほうでかなり精神世界の話になっていて、「人は亡くなって肉体が無くなっても、魂は永遠」のような話がサラリと出てきていました。サラリと出てくるというのが、梨木さんの作品では特別騒ぎ立てることじゃなく、普通の感覚なんだなぁと、「家守綺譚」を読んでいても感じました。

ネイティブ・アメリカンの価値観や、老子のタオ(道)が好きな私なので、この梨木さんの世界感にも、同じような感覚を覚えて好きなのかな思いました。

久々に「持っていて時々味わいたくなる本」に出会えました。
近々TAO(タオ)や老子のことについても、このブログに記すことが出来たらいいなぁと思っています。何しろ奥が深くて深くて、素晴らしいので、私の拙い日本語の文章を使ってどこまで良さが説明出来るのか・・・・これも練習と思っています。

3.12.2012

共時性と現実化 その2

--狐か狸に化かされる--
そんな昔話を読んだ事があると思いますが、それに似た少々面白い出来事が有りました。

3月3日土曜日に友人と、福井県あわら市の創作の森で開催されている、「RAYMOND SAVIGNAC(レイモン・サヴィニャック)展と、「ふくいの小さな手作り展 vol2」に出掛けた時のことです。

当日の出発前、この創作の森へ自分で運転していくのが始めてだったため、ネットで地図を見たり、近くにランチの美味しいお店はあるかな?と検索をしていました。
ネットでお店は見つけたのですが、どのように行ってよいのかわからなくて、そのお店はまた後日にでも行こうと思ってました。
(そのお店とは、あわら市の隣の町に在って、ログハウスなのに何故かお蕎麦屋さんという、一風変わった「また来」さんというお店で、食べログで見つけたのですが、その日はどうにも道順が覚えられなかったのです。)

案の定、創作の森へ行く時も道に迷い、通行中の方に道を訊ねてやっと到着。
創作の森を出てからも、やっぱり道に迷ってしまい、「私はどこ〜?」状態で、まるで狐か狸に化かされているのかと思ったくらい。
とにかく街に向かって走らせれば福井市内に戻れるだろうと、ひたすら南へ南へ。
お腹が空いてきたなぁ・・・と思っていたら左側にログハウスの建物が!
友人もここにしようと言ってくれたので、ホッとして駐車場に車を入れつつお店の名前を見たら・・・「また来」と書かれていました。
あらまぁ。なんてことでしょう。

今になって考えると、どうも不思議な気が・・。
このお店はその日自力では行けないと思っていたのに、道に迷ったおかげで店に辿り着けたのです。
本当に狸に化かされていたのじゃないでしょうねぇ・・と内心面白がっていましたが、そのお店には、面白いことに本当に「狸の置物」がありました(笑)

とにかく、サヴィニャック展は素晴らしかったですし、行けないと思っていたお店にも行けて、美味しいお蕎麦も戴けたので、結果良し・・・ですよね。


サヴィニャック展のチケット半分と、
購入した本とポストカードなどなど。

最近ふと「行ってみたいなぁ」と心に思った場所には、自分の意志以上の「なにか」が働いて、そこへ結果的に行けてしまう、という出来事が多々あるのです。

図書館から先週借りてきていた本を読み始めました。
梨木香歩さんの「家守綺譚(いえもりきたん)」という本です。
この本は装丁が美しかったのと、「家守綺譚」というタイトルに惹かれて借りてみたのですが、読んでいてとても心地よいのです。
話の内容はなんとも奇妙な短篇集で、主人公のもとに、亡くなった友人が出てきたり、自然の樹木や河童などが語ったり。。主人公の家守は驚くわけでもなく、淡々と普通に暮らしている。。みたいな静かなお話です。
実はこの本の中に、主人公が狸に化かされた時、庭のサルスベリの木が助けに来てくれるといったお話もあるのです。
このお話を読んでいた時、ふと3月3日の出来事を思い出し、ついクスクスと笑ってしまいました。
昔の人は、自然の樹木や花や、動物や精霊達とも、互いの存在を認め合って暮らしていたんだろうなぁ、と。
そう思ったら、狸にからかわれることだって、そんなこともあると思えばあるのかもなぁ・・なんて、思ったりもするのです。

3.07.2012

春になって・・・

春になって暖かさを感じ始めたので、少しずつ庭に出て枯れ枝や枯れ草を集めて、新しく芽吹く植物たちのお手伝いをしたり、お部屋の模様替えをしてみたくなったり、お洋服も冬物から春物へとコーディネイトを考えたり。。。
気持ちも春の日差しと共に活動的になってきたなぁと感じています。
1月に福井の「いわほり(ログハウスの展示場)」で開催された、Plaisir de Marche(プレジール・デ・マルシェ)という手作り小物やお洋服、雑貨などの展示即売会に、お友達と出掛けてきました。その時購入したのが上のリネンのワンピースです。

購入した時は真冬だったので、しばらく着ずにいたのですが、所有しているCabbages and Rosesのリネンのトートバッグと組み合わせたら素敵かも♪と、思ったのです。
ワンピースの上に置いているのが、そのCabbages and Rosesのリネンのトートバッグ。
どちらもフンワリ、優しい色合いで、組み合わせを考えるのが楽しいです。

eclat4月号にも、Cabbages and Rosesトートバッグが付録として付いていました。
「黒田知永子さん別注×キャベジズ&ローゼズ 花柄ショルダートート」だそうです。
とても薄いコットン素材。柄は落ち着いたNatural Hatley。
eclatの読者層が好む色なのかな?(・・・って私もその世代ですが(笑)、雑誌に載っている女性の皆さんたちの着こなしはとても大人っぽく見えます)
eclatを買ったのは始めてで、この付録に惹かれて購入したのですが、「春野菜のレシピ」や「ブータンの旅」、「京都・奈良、桜の絶景めぐり」などが載っていて、楽しめました。

そういえば、以前リンネル(2011年 2月号)の付録にもCabbages and Rosesのトートバッグが付いてましたし、次回のリンネルにもCabbages and Rosesのキルティングバッグが付録になるとか。。。
Cabbages and Rosesって、春が似合うのかなぁ。。。と。

春らしくお部屋の模様替えをしようと思って参考にしているのも、やはりCabbages and Rosesの本です。
Cabbages and Roses の本とトートバッグの生地。
Book: :At Home With Country

本裏表紙
Cabbages and Rosesの生地をふんだんに使ったお家のインテリア雑貨がたっぷりと堪能できる内容で、オーナーであるChristina Struttさんが住む英国の重厚なお家と甘いテイストの生地が見事にマッチしていて、とっても素敵な空間で見ごたえがあります。
春らしい雰囲気のお部屋作りがイメージ出来て、見ているだけでもワクワクします。

Cabbages and Rosesの本と言えば、以前書いたPOSTで紹介したRomantic Home Sewingが有ります。 Cabbages and Rosesの生地を使って手作りをするアイデアがいろいろと紹介されていました。
これらの本を参考にしながら、自分らしく(無理せず)取り入れていけたらなと思っています。