先日、インドネシア人の友人と母国語について話していた時のこと。
友人は日本に来て21年目で、普段は日本語を話しているのですが、最近インドネシアに住む家族と電話している時に、咄嗟に母国語であるインドネシア語が出てこない時があると言っていました。
彼女は、多少発音に違和感はあるものの、かなり綺麗な日本語を話します。
一般的な日本人と比べても、彼女の話す日本語はかなり上品で美しいと思います。
でも、かなり流暢な日本語を話されるのですが、未だに漢字はほとんど書けないし読めないと言っていました。「聴く・話す」と「読む・書く」はどうやら連動しないようです。
そんな彼女ですが、話す日本語の流暢さに反比例して母国語が咄嗟に出てこないというのは、ちょっとショックだった様でした。
実は友人同様、私も英語が最近出てこない時や、書けない事があって、なんとかしたいなと思っていたところでした。
思えばギターにしても、学生の頃に結構弾けたハズなのに、20年以上ほとんど触っていなかったら全くと言っていい程覚えていなくて、ショックを受けた事があります。それで、なにかギターの代わりに楽器に触れていたいと思い立ち、ギターと似ていて持ち運びに便利なウクレレを習い始めたのです。
で、英語についてですが、使っていない訳ではないのでゼロに戻っている訳ではないのですが、それでもかなり忘れている気がします。
好きな英国人や米国人のブログは時々読んでいますし、ネットで気になることがあって調べる時も、有効な情報は英語だろうが、日本語だろうが関係なしに読んでいるので、忘れているハズでは無いと思っていましたが・・・・なんだろ?正直なところ、最近英語に自信が無いのです。
多分、友人と同じく日頃話していないから、咄嗟に言葉が出てこない時があって、それがちょっとショック。
英語以外でも、年齢的なものもあり、花の名前とか、人の名前とかがやっぱり咄嗟に出てこないことも。でも英語の場合は年齢的な物忘れとはちょっと違うような気がします。
そして実をいうと、日本語にも自信が無いのです。日本語は使っているのに自信が無いって変ですが、この気持ちはずーっと以前から持っていて、こうやって今日本語でブログを書いていても、もっと正しい日本語の使い方があるのではないかしら?とか、もっと上手な言い方があるのではないかしら?とか。。。美しい日本語を使われていらっしゃる方々のブログを読んでは、なんて皆さん言葉選びが上手なんだろう。。。と関心することばかり・・・。
このような事を思うのは、多分基礎的な事が理解できていないからじゃないかしら?とも感じているのです。「語学の基礎」というもの。
美しい言葉とか正しい言葉を使うためには、ちゃんとした基礎があったほうが自信が持てると思うのです。
そう、丁度先日家をリフォームした時に、基礎からきちんとリフォームしたように。
いくら床板を綺麗にしても、基礎の土台がしっかりしていなければ、グラグラしてしまいます。
つまり、基礎というのは一番大事な土台のこと。底辺のこと。
なので、基礎的な事をきちんと学んで、自分が話す言葉にもっと自信を持ちたいのです。
とりあえず、まず英語ですが、本当に基礎的な易しい英語の学習書を使って学び直そうと思っています。
特に文法とか。
選んだ教材は、ネットで評判の良かった「ALL IN ONE Re-Start」というオールマイティに基礎英語が学べそうな本です。(出版社:Linkage Club、著者:高山英士 氏)Amazonでの内容紹介が正に今の私の思っていたことと同じだったから。日本語の文法用語が理解出来るかなと不安はありますが、日本語の勉強にもなりますし。
昨年Evernoteを使ってカレンダーの言葉を書きとっていたように、今回もEvernoteを使ってみようと思います。
冬の間の3ヶ月ほど掛けて、この「ALL IN ONE Re-Start」を続けていこうと思います。
そして語学の記録も時々こちらに綴っていきたいと思っています。