9.24.2012

萩の季節に

庭の萩の花はまさに今満開の時期を迎えています。
庭の萩の花
この萩。
4年ほど前に「萩の寺」として有名な「瑞源寺」のご住職様に、30cm程の挿し木を戴き、それを庭に移植したものです。
それが毎年大きくなって、今年はとても見ごたえのある姿になりました。
花付きもとても良く、可愛い蝶々のようなピンクの花がすごく美しくもあり、清楚でもあり。。。
裏庭の野菜畑の隣に植えてあるので、この時期にはもうすぐ収穫予定の「さつま芋」の茎と一緒に鑑賞することになりました(笑)
 
春の桜もそうですが、萩の花が散り始めると、萩の株の下辺り一面が花びらで覆われて、淡いピンク色の絨毯を敷き詰めたようになります。

この萩の花が終わる頃、「夏が終わったのに、まだ日中は暑いわねぇ」と感じていた季節も終わり、本格的な「秋」へと急に変化します。
我が家は、それを目安に「さつま芋」の収穫が始まります。
食欲の秋♪ 
読書の秋♪
芸術の秋♪

今年は特に「読書」を楽しみたいなと思います。

平和に、穏やかに静かに過ごせる。
それがどんなに幸せなことか。。。有難いことです。

9.22.2012

梨木香歩さんの本

最近、梨木香歩さんの本を続けて何冊か読みました。
以前梨木香歩さんの「家守綺譚」を読んでから、非常に「梨木香歩」という作者の思考というか、考え方に興味が湧き、梨木香歩さんの著書をいろいろ読めば、作者の伝えたいことの全体像が判るようになるかな。。。と思ったのです。
何故興味を覚えるのか・・・読んでいる途中途中で、本を閉じてため息が出たほどに、私が願っているような。。。何かしら同じモノを感じたからです。
思考?感覚?民族と民族?、個と個?、宗教への見解?、価値観?、人間と他の生物との関係?、生きるということへの問いかけ?などなど。。。
生きている間には、決して100%解らないかもしれないけれど、それでも「私」が「私」として生きていく為の、「道」を模索している時に「そうそう」と納得できる部分。。。が梨木香歩さんの本を通して得られているように感じるのです。

最近読んだのは、「からくりからくさ」「りかさん」「蟹塚縁起」「マジョモリ」「裏庭」「村田エフェンディ滞土録」「f植物園の巣穴」「春になったら苺を摘みに」「西の魔女が死んだ」「ペンキや」「沼地のある森を抜けて」「丹生都比売」。。。

それぞれの本の個別の感想は、機会があれば記したいなと思います。
どの本からも、読後「あぁ読んで良かった!」という気持ちでいっぱいになりました。
今後もまだ読んでいない梨木香歩さんの著書は全て読んでみたいと思っています。


9.14.2012

リフォーム中

今、我が家はリフォーム中です。
3年前に義父の部屋とトイレを増設したので、今回は母屋をバリアフリー化する為に、リヴィングとバスルームとキッチンをリフォームすることに。

リフォーム中は仮設のキッチンとお風呂場を設置していただいているので、私の生活にはさほど支障をきたしていないのですが、足の弱い義父にとっては、仮設のお風呂入口の少しの段差の上り降りが時々しんどそう。。。
それでも、最近グルコサミンだとか、コンドロイチンなどを飲み続けているおかげなのか、本人曰く、以前よりもかなり膝が楽に曲げ伸ばしが出来るようになったと言って、少々の段差もリハビリのつもりで頑張っている様子です。
確かに、4年ほど前は一時期、病院の検診などは、車椅子で院内を移動していた事を思えば、かなり回復しているなぁ。。。と感じます。
リフォーム中は義父には不便をかけますが、リフォーム後はもっと快適になると思います。

さて、今までリビングやキッチンに置いてあった生活道具や雑貨を選別して、リフォーム後に必要な物とそうでない物をこの機会に見直そうと思っています。

当面の仮設キッチンとお風呂場で必要な食器や調理器具などは残し、後はダンボール箱に中身が判るように品目を記して梱包していきました。
現在、そのミニマムな生活道具で暮らしてみると、これが思っていたよりも不自由ではないという事に気づきました。
否、不自由どころか、これだけのモノで暮らしていけるんだなぁと。。。

特に食器は、今まで食器棚に置かれていた量の1/3から1/4くらいで日々の食事に事足りています。
雑貨はなるべくこれ以上増えないように、今持っているモノを工夫してみようと思います。
あと、本。
私は今まで大きな本棚があったらなぁ・・と思っていましたが、本も必要な本を見直そうと思います。

ついでに今まで花壇だった2畳ほどのスペースを、薬味ガーデンにして毎日の料理に使いたいものを植えてみようと思います。

ミニマムでも使いやすく、でも暮らしを楽しみたいなぁと思います。