最近、梨木香歩さんの本を続けて何冊か読みました。
以前梨木香歩さんの「家守綺譚」を読んでから、非常に「梨木香歩」という作者の思考というか、考え方に興味が湧き、梨木香歩さんの著書をいろいろ読めば、作者の伝えたいことの全体像が判るようになるかな。。。と思ったのです。
何故興味を覚えるのか・・・読んでいる途中途中で、本を閉じてため息が出たほどに、私が願っているような。。。何かしら同じモノを感じたからです。
思考?感覚?民族と民族?、個と個?、宗教への見解?、価値観?、人間と他の生物との関係?、生きるということへの問いかけ?などなど。。。
生きている間には、決して100%解らないかもしれないけれど、それでも「私」が「私」として生きていく為の、「道」を模索している時に「そうそう」と納得できる部分。。。が梨木香歩さんの本を通して得られているように感じるのです。
最近読んだのは、「からくりからくさ」「りかさん」「蟹塚縁起」「マジョモリ」「裏庭」「村田エフェンディ滞土録」「f植物園の巣穴」「春になったら苺を摘みに」「西の魔女が死んだ」「ペンキや」「沼地のある森を抜けて」「丹生都比売」。。。
それぞれの本の個別の感想は、機会があれば記したいなと思います。
どの本からも、読後「あぁ読んで良かった!」という気持ちでいっぱいになりました。
今後もまだ読んでいない梨木香歩さんの著書は全て読んでみたいと思っています。
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