3.18.2013

さようなら銀塩一眼レフ&Photoshop

ずっと使ってきた銀塩の一眼レフ。
そのシステムを全て手放すことにしました。
大好きだったMINOLTAのα-7。
在りし日のMINOLTA α-7

縦位置コントロールグリップを付けホールドしやすくし、低い位置から撮影する時には、アングルファインダーを装着したり、スローシャッターの時には、レリーズを取り付けたり。。。。。f2.8の100mmマクロレンズで撮影した美しい世界や、APOテレ300mmでは狙った遠くの鳥を大きく撮影したりと、このカメラでは本当に、楽しく撮影させてもらえました。
フィルムメーカーさんがポジフィルムを販売して下さるうちは、まだまだ使い続けていくつもりでしたが、「手根管症候群」で指が痺れたり、重いものを持つのが辛くなってきたので、思い切って手放すことにしました。
カメラ屋さんに査定していただいたところ、100mmマクロレンズは思っていたより高く査定して頂けたし、面白いことにレリーズやフィルター各種はまだまだ人気があるらしく、これらも高評価で買い取って頂くことができました。今後このカメラを楽しく使っていける元気な方がいらしたらいいなぁ・・・と思っています。

あと他に、APS一眼レフのMINOLTA Vectis V1や、ミラーレスのSONY NEX5Nなどのシステムも一緒に買い取って貰うことに。。。
一旦レンズ交換式のものは全て手放し、いずれ必要になったその時には、よりコンパクトなシステムを考えようと思いました。

手元に残ったカメラは、PENTAXのOptio750Zと、コニカのC35EF、50年以上前のアグファのジレッテなど、どことなくのんびりと撮影するカメラばかり。
PENTAXのOptio750Z
(まだまだ十分現役です。ってかこのカメラ
起動は遅いけど、とっても良く写ります。

コニカC35 EF
(兄から譲り受けたもの)
セルフタイマーが無いバージョンです。

アグファ ジレッテ
(戦後間もない頃のドイツのカメラ)
(電子制御の無い至ってシンプルなカメラ)
※距離計が連動していないので、
距離計を取り付けています。

とにかく一度身軽になりたかったのです。
今までは、重くても大きなレンズでしっかりしたシステムを...と思っていましたが、隠居した今では、もう仕事で撮影することもないだろうし、撮影に沢山の種類のレンズを持ち運ぶような腕の負担になることはやめて、今後楽しく撮影できる軽いものを考えていこうと思いました。

レンズ交換式はとりあえず保留にして、前々から考えていた雨にも埃にも衝撃にも強くて、しかも軽いカメラを買うことに。
しばらく検討して、購入したのは、PENTAXのOptio WG-2
パッと見はTVのヒーロー戦隊の変身グッズのような感じです(笑)
敢えてバーミリオン・レッドという目立つ色を選びました。

後継機WG-3も考えていたのですが、今の私にはこの性能で十分な気がします。
土砂降りの雨が降ろうとも、粉塵の砂嵐の中で撮影しようとも、手が滑って落としそうになっても、気にせず庭の蝶々や鳥や、花や昆虫を顕微鏡モードで撮影出来るものが欲しかったのです。
普通じゃ見えない小さなミクロの世界。まるでまだ見ることのなかった世界中を旅する旅人のように、近くにいてもいつも新鮮なものを感じていれたら楽しいだろうなと。。。そういう世界を手頃に撮れるカメラが欲しかったのです。面白いものが撮れたらまたアップしたいと思います。

そして今月PCも新しいものにしました。
新しいPCのOSはWindows8。
仕事で会社から支給されて使っていたPhotoshopCS3はもうインストールできません。Photoshopは今まで、手となり足となるほど馴染んで使いやすいソフトでしたが、退職して仕事で使わないとなると、個人で購入して今後アップグレードしていくにはあまりにも高価だなぁ。。。と。
でも、もう入稿用にCMYKモードへの変換も考えなくていいのならば、Photoshopエレメンツに移行するのもいいけれど、一層のこと、これもカメラと同じで、この機会にPhotoshopから離れて別の画像処理ソフトを使ってみようと思いました。

長男から、Photoshopと同じくらいの機能でフリーのソフトがあると情報を貰ったので、「GIMP(ポータブルのほうが気軽だというのでそちらのほう)」をインストールしてみました。
まだ使うところまではいっていませんが、起動してみた限りは、Photoshopとはかなりインターフェースが違って一瞬戸惑いましたが、メニューを見るとPhotoshopと同じような細かな作業もできそうな感じです。

新しいカメラとPC。気持ちをリフレッシュして使っていこうと思います。

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