3.18.2013

さようなら銀塩一眼レフ&Photoshop

ずっと使ってきた銀塩の一眼レフ。
そのシステムを全て手放すことにしました。
大好きだったMINOLTAのα-7。
在りし日のMINOLTA α-7

縦位置コントロールグリップを付けホールドしやすくし、低い位置から撮影する時には、アングルファインダーを装着したり、スローシャッターの時には、レリーズを取り付けたり。。。。。f2.8の100mmマクロレンズで撮影した美しい世界や、APOテレ300mmでは狙った遠くの鳥を大きく撮影したりと、このカメラでは本当に、楽しく撮影させてもらえました。
フィルムメーカーさんがポジフィルムを販売して下さるうちは、まだまだ使い続けていくつもりでしたが、「手根管症候群」で指が痺れたり、重いものを持つのが辛くなってきたので、思い切って手放すことにしました。
カメラ屋さんに査定していただいたところ、100mmマクロレンズは思っていたより高く査定して頂けたし、面白いことにレリーズやフィルター各種はまだまだ人気があるらしく、これらも高評価で買い取って頂くことができました。今後このカメラを楽しく使っていける元気な方がいらしたらいいなぁ・・・と思っています。

あと他に、APS一眼レフのMINOLTA Vectis V1や、ミラーレスのSONY NEX5Nなどのシステムも一緒に買い取って貰うことに。。。
一旦レンズ交換式のものは全て手放し、いずれ必要になったその時には、よりコンパクトなシステムを考えようと思いました。

手元に残ったカメラは、PENTAXのOptio750Zと、コニカのC35EF、50年以上前のアグファのジレッテなど、どことなくのんびりと撮影するカメラばかり。
PENTAXのOptio750Z
(まだまだ十分現役です。ってかこのカメラ
起動は遅いけど、とっても良く写ります。

コニカC35 EF
(兄から譲り受けたもの)
セルフタイマーが無いバージョンです。

アグファ ジレッテ
(戦後間もない頃のドイツのカメラ)
(電子制御の無い至ってシンプルなカメラ)
※距離計が連動していないので、
距離計を取り付けています。

とにかく一度身軽になりたかったのです。
今までは、重くても大きなレンズでしっかりしたシステムを...と思っていましたが、隠居した今では、もう仕事で撮影することもないだろうし、撮影に沢山の種類のレンズを持ち運ぶような腕の負担になることはやめて、今後楽しく撮影できる軽いものを考えていこうと思いました。

レンズ交換式はとりあえず保留にして、前々から考えていた雨にも埃にも衝撃にも強くて、しかも軽いカメラを買うことに。
しばらく検討して、購入したのは、PENTAXのOptio WG-2
パッと見はTVのヒーロー戦隊の変身グッズのような感じです(笑)
敢えてバーミリオン・レッドという目立つ色を選びました。

後継機WG-3も考えていたのですが、今の私にはこの性能で十分な気がします。
土砂降りの雨が降ろうとも、粉塵の砂嵐の中で撮影しようとも、手が滑って落としそうになっても、気にせず庭の蝶々や鳥や、花や昆虫を顕微鏡モードで撮影出来るものが欲しかったのです。
普通じゃ見えない小さなミクロの世界。まるでまだ見ることのなかった世界中を旅する旅人のように、近くにいてもいつも新鮮なものを感じていれたら楽しいだろうなと。。。そういう世界を手頃に撮れるカメラが欲しかったのです。面白いものが撮れたらまたアップしたいと思います。

そして今月PCも新しいものにしました。
新しいPCのOSはWindows8。
仕事で会社から支給されて使っていたPhotoshopCS3はもうインストールできません。Photoshopは今まで、手となり足となるほど馴染んで使いやすいソフトでしたが、退職して仕事で使わないとなると、個人で購入して今後アップグレードしていくにはあまりにも高価だなぁ。。。と。
でも、もう入稿用にCMYKモードへの変換も考えなくていいのならば、Photoshopエレメンツに移行するのもいいけれど、一層のこと、これもカメラと同じで、この機会にPhotoshopから離れて別の画像処理ソフトを使ってみようと思いました。

長男から、Photoshopと同じくらいの機能でフリーのソフトがあると情報を貰ったので、「GIMP(ポータブルのほうが気軽だというのでそちらのほう)」をインストールしてみました。
まだ使うところまではいっていませんが、起動してみた限りは、Photoshopとはかなりインターフェースが違って一瞬戸惑いましたが、メニューを見るとPhotoshopと同じような細かな作業もできそうな感じです。

新しいカメラとPC。気持ちをリフレッシュして使っていこうと思います。

1.22.2013

KUKA LOHDUTTAISI NYYTIÄ?

絵本が結構好きです。
書店や古書のお店で、じっくりと絵本を選んでいる時があります。
たくさんは持っていないのですが、以前ご紹介したブライアン・ワイルドスミスさんの絵本(特に動物モノ)は、色彩が美しくとてもお気に入りです。
他にも梨木香歩さんが好きなことがご縁となった「ペンキや」は、出久根育さんの微妙な色の持つ不思議な感覚を味わえたり、「ワニ-ジャングルの憂鬱 草原の無関心」は、色彩の鮮やかさが大変素晴らしかったりと、梨木香歩さんの哲学的な言葉と重なって、いろんな事を想像しながら、絵本タイムを過ごすことが出来ます。

所有している絵本の中から、大好きなトーベ・ヤンソンさんの絵本もひとつ紹介します。
タイトルは、「KUKA LOHDUTTAISI NYYTIÄ?」(フィンランド語の絵本です。)
日本語版では「さびしがりやのクニット」、英語版では「Who Will Comfort Toffle?」というタイトルで出版されています。


4〜5年ほど前にネットで探して購入したものです。
ヤンソンさんの絵本は他にもたくさん出版されているのですが、この本は色彩がとても鮮やかだという評判だったので、どうしても手元に置いて見てみたくなり、更に調べたところ、いろいろな言語で出版されていて、それぞれの紙質が微妙に違うらしいということを知りました。
それならば、フィンランド語の勉強にもなるしと、フィンランド語版を選びました。
30ページほどしかない絵本ですが、どのページも美しく、カラーのページは大胆なタッチ、モノクロのページは線画も有り、しかもテキストも筆記体?・・かな?美しい書体になっていて、何度見ても飽きない絵本です。
そしてこのページですが・・・・・。
この絵本を久しぶりに眺めていて、あらっ?と気づいたことがあります。
この上のページのイラスト!そういえば、昨年末に購入したmable SUDとコラボの「Moominステーショナリーセットブック」に入っていた、ペンケースの森のイラストと似ています。右がそのペンケースです。(登場人物は違いますが(笑))
ペンケースでは樹木の葉の部分の線が縮小されているためか、所々潰れてベタっぽくなってしまっていて、ちょっと残念なのですが、絵本のほうは原画により忠実に印刷されていて、一本一本の筆跡がはっきりと判ります。(ステーショナリーセットは、最初イエローバージョンも出てたから、原画に忠実ではないのは、「このセットにしかない配色」をうたっているのを知って購入したので、それは最初から文句はいえないんですよね(汗)・・・でも、ピンクバージョンのほうが、絵本により近い配色になっていたおかげで、この絵本のページのイラストが使われていたんだなぁ・・って、今頃ですが気づけました。)
持っているムーミングッズを見て、どの小説や絵本、コミックなどの、どこのページから取り上げられたものなのかと、再度読み返してみるのも結構楽しかったりして。

フィンランド語に関しては、まだまだスイスイ読めるレベルではない為、辞書を引き引き、少しずつ読みすすめています。

原画といえば、2009年にトーベ・ヤンソンさんの原画展が日本で開催された時、どうしても原画をこの目で見たくて、愛知県「おかざき世界子ども美術博物館」へ、静岡に居る次男と合流して、行ったことがありました。
実物のヤンソンさんの原画は、線の繊細さと、色の鮮やかさの中にどことなく「さみしさ」みたいなものを感じたり。。。。時代的な背景や彼女自身の環境がこういった色や線を産むんだろうなぁと、ただただ感動しながら食い入るように見つめてきました。
ムーミンシリーズ」を読んで、更に「トーベ・ヤンソンコレクション」の小説の持つ雰囲気からファンになったトーベ・ヤンソンさんでしたが、元々が画家さんであり、原画を見る機会を日本で持つことができて、とても良い思い出となりました。次男もなにか思うものがあったようです。あの後フィンランドにも行ってみたいと言うようになりました。

1.08.2013

英文法の本

先月から英文法の学習をスタートさせて数冊の文法書を読み終えました。
その中に、私にとってはすごく大切な英文法の本が有ります。
もう何十年も前の、とてもとても、とーっても古い中学生用の参考書です。

解明事典「英語」
監修:黒田巍
(東京教育大学名誉教授)
発行:暁教育図書
どのくらい前から持っていたのかは分かりません。ISBNも発行年月も記されていないのです。
どうやらこの解明事典はシリーズになっているようで、背表紙にはシリーズらしい「6」という数字があります。英語以外にも国語とか数学とかがあったのかもしれません。

監修者の黒田巍先生が「東京教育大学名誉教授」となっています。(※東京教育大学は1978年に閉学されていて、現在の筑波大学の母体とされているそうです。)
なので、それ以前の本ということになります。
中を見ると、最初数ページがカラーになっていて、当時のアメリカ人の家庭や学校での暮らし、イギリス(ロンドン)の風景などが紹介されていますが、この写真を見るだけでも年代を感じることが出来ます。
アルファベットの説明のページ。
当時はブロック体と筆記体の両方を習いました。最初はブロック体を、数箇月してアルファベットに慣れてから筆記体を習った記憶があります。
このページのアルファベットが出来たいきさつなどの記述も興味深いです。

この本が何故何十年もの間、私にとってとても大切な本であったのか。。。
当時、英語は得意でした。が、2年、3年と進むにつれてだんだん難しくなって、少しモヤモヤしてきた時、この本を読んでみたところ、すごく理解出来たのです。
それはこの本の解説がとても解りやすく、しかも本の構成が読みやすく、すっと頭に入っていったことが一番の理由でした。難しく思える事がきちんと整理されて、理解しやすいというのは、読者にとってとても大切なことではないかと思います。
そしてこの本は、中学英語といえどもかなり深くて、この本一冊分の英文法知識がしっかり身に付けば、文法に自信が持てるのではないかと思えるほど素晴らしい本なのです。
「文型」「品詞」「各単語の持つ働き」など、英語を読む為、書く為の「英語のしくみ」が丁寧に、且つ解りやすく書かれています。まず例文が有り、文法の説明とポイント、そして問題と解答・・と英語を楽しく解釈出来るように工夫されています。
中学生の英文法といっても、最後のほうのページは「関係副詞(関係代名詞と関係副詞の違いなど)」「過去完了(過去完了進行形や仮定法過去完了など)」「従属接続詞」など、中学3年間でこんなことまで習っていたっけ?と思えるほど。当時は「ゆとり教育」という発想など無い時代でした。

この本の英文法の説明に、どれだけ助けられたことか。。。
子供が生まれ、もし子供達が学校で英文法が解らなくなったら、この本を渡そうと思っていたのですが・・・有難い事に子供は私よりも英語を使いこなし、今では世界中の友人達とのコミュニケーションツールとして英語には全く不自由が無い様子。。なので、この本は現在までずっと私のところに置いておくことになったのでした。

私も普段の日常会話では、文法を意識して話すことはないのですが、洋書などの長文を読む時になると、英語が母国語では無い私にとって英文法の知識は、とても役に立っているということに気がつきます。

だけど・・・それでも・・・最近???となる時があるのです。
文章を読んでいて一度で理解できなくて、数回読み直す事があるようになりました。
(実はこの状態は英語だけじゃなくて、日本語の小説でもあるのですけれど・・・)
このまま理解しづらくなっていくのは嫌だなぁ・・・そう思って、最近読み出したところ、やっぱりすごく解りやすいんです!
確かに取り扱っている文章は古さを感じますが、時代が変わって使う言葉が変わっていっても、一定の規則に則って言葉を使っているから、他人と他人がコミュニケーションを取れるのだと思います。

黒田巍先生のこの「解明事典」と、もうひとつ、以前駿台予備校の伊藤和夫先生の著書「英文解釈教室」という本を読むと、英語の「しくみ」が見えて面白かったのを覚えています。
「英文解釈教室」のほうは、文の中に更に文が入り組んで複雑になっている文章をどのように読んでいくのか・・・まるでパズルを解くような説明でした。ちょっと手ごわい本ですが、じっくり取り組んだ後に洋書などを読むと、文章が楽に読めるようになった記憶があります。
もう何十年も前の頃の話ですが。。。。。また最近この「英文解釈教室」も読み返しています。

最近、英語の参考書を読むのが楽しくなっています。
大学入試用の参考書なんて、この歳になってまた読むようになるとは思わなかったのですが、すごく面白いのです。
多分今だから、じっくり取り組める時間的ゆとりが出てきたからだろうと思います。

12.07.2012

語学のこと

先日、インドネシア人の友人と母国語について話していた時のこと。

友人は日本に来て21年目で、普段は日本語を話しているのですが、最近インドネシアに住む家族と電話している時に、咄嗟に母国語であるインドネシア語が出てこない時があると言っていました。
彼女は、多少発音に違和感はあるものの、かなり綺麗な日本語を話します。
一般的な日本人と比べても、彼女の話す日本語はかなり上品で美しいと思います。
でも、かなり流暢な日本語を話されるのですが、未だに漢字はほとんど書けないし読めないと言っていました。「聴く・話す」と「読む・書く」はどうやら連動しないようです。
そんな彼女ですが、話す日本語の流暢さに反比例して母国語が咄嗟に出てこないというのは、ちょっとショックだった様でした。

実は友人同様、私も英語が最近出てこない時や、書けない事があって、なんとかしたいなと思っていたところでした。
思えばギターにしても、学生の頃に結構弾けたハズなのに、20年以上ほとんど触っていなかったら全くと言っていい程覚えていなくて、ショックを受けた事があります。それで、なにかギターの代わりに楽器に触れていたいと思い立ち、ギターと似ていて持ち運びに便利なウクレレを習い始めたのです。

で、英語についてですが、使っていない訳ではないのでゼロに戻っている訳ではないのですが、それでもかなり忘れている気がします。
好きな英国人や米国人のブログは時々読んでいますし、ネットで気になることがあって調べる時も、有効な情報は英語だろうが、日本語だろうが関係なしに読んでいるので、忘れているハズでは無いと思っていましたが・・・・なんだろ?正直なところ、最近英語に自信が無いのです。
多分、友人と同じく日頃話していないから、咄嗟に言葉が出てこない時があって、それがちょっとショック。
英語以外でも、年齢的なものもあり、花の名前とか、人の名前とかがやっぱり咄嗟に出てこないことも。でも英語の場合は年齢的な物忘れとはちょっと違うような気がします。

そして実をいうと、日本語にも自信が無いのです。日本語は使っているのに自信が無いって変ですが、この気持ちはずーっと以前から持っていて、こうやって今日本語でブログを書いていても、もっと正しい日本語の使い方があるのではないかしら?とか、もっと上手な言い方があるのではないかしら?とか。。。美しい日本語を使われていらっしゃる方々のブログを読んでは、なんて皆さん言葉選びが上手なんだろう。。。と関心することばかり・・・。

このような事を思うのは、多分基礎的な事が理解できていないからじゃないかしら?とも感じているのです。「語学の基礎」というもの。
美しい言葉とか正しい言葉を使うためには、ちゃんとした基礎があったほうが自信が持てると思うのです。
そう、丁度先日家をリフォームした時に、基礎からきちんとリフォームしたように。
いくら床板を綺麗にしても、基礎の土台がしっかりしていなければ、グラグラしてしまいます。
つまり、基礎というのは一番大事な土台のこと。底辺のこと。

なので、基礎的な事をきちんと学んで、自分が話す言葉にもっと自信を持ちたいのです。
とりあえず、まず英語ですが、本当に基礎的な易しい英語の学習書を使って学び直そうと思っています。
特に文法とか。
選んだ教材は、ネットで評判の良かった「ALL IN ONE Re-Start」というオールマイティに基礎英語が学べそうな本です。(出版社:Linkage Club、著者:高山英士 氏)Amazonでの内容紹介が正に今の私の思っていたことと同じだったから。日本語の文法用語が理解出来るかなと不安はありますが、日本語の勉強にもなりますし。

昨年Evernoteを使ってカレンダーの言葉を書きとっていたように、今回もEvernoteを使ってみようと思います。
冬の間の3ヶ月ほど掛けて、この「ALL IN ONE Re-Start」を続けていこうと思います。
そして語学の記録も時々こちらに綴っていきたいと思っています。

11.24.2012

リフォーム後に変わったこと。

1階のLDKのリフォームが完了しました。
リフォームの理由は、義父が部屋からLDKまで歩きやすいように、バリアフリーにすることと、夏涼しく冬暖かい部屋にすること、そして迫り来る自分たちの老後も気持ちやすく暮らせるようにすること・・・。
子育て世代の方と、私のような子育ても終わり老後を考え始める世代とでは、リフォームに対する考え方も違うと思うのです。
リビングからみたダイニング 

キッチン側から観たリビング
掃除がしやすいようにシンプルに。

 キッチン
片付けやすいように
なるべくシンプルに清潔に。

 食器棚
地震があっても食器が飛び出しにくいように。

リフォームをして、雑貨などのモノに対する考えも少しだけ変わりました。
リフォーム前までは、気に入った雑貨などはとりあえず購入して、どこに置くかは後から配置を考えていて、必要以上にモノに溢れていたように思えます。
雑貨などを見るのも飾るのも、実は今でも大好きなのです。
でも今回のリフォームを期に、扱いやすいもので、なるべく自然素材で、年を重ねても付き合えるもので・・・・・そして必要以上にモノを増やさないように・・・飾るのは少しだけにしようと考えるようになりました。
食器棚には必要な食器だけを残し、食器は丁度単身赴任で食器が必要になったご家族の方や友人へ、本類は本好きな友人へ、鞄や雑貨類も必要な分だけ友人が貰い受けて下さいました。

私くらいの年齢になると、近い老後の生活も考えるようになってきます。
20代、30代の頃には考えられなかったのですが、この歳になると食器がたくさんあっても、日々の食事自体がシンプルになってきて、そんなに食器が必要じゃ無くなってきたり、高い場所に脚立に乗ってまでモノを取るのが辛かったり、高い場所の割れ物や重い物を取り損ねて落とすのでは・・と思うと、なるべく手の届くところで、取りやすいように、扱いやすいもの・・・などと考えるようになりました。

日々の掃除やお手入れがしやすくて、整理整頓がしやすくて、清潔感溢れる暮らしをしたいと思うのと、そして自分がいずれこの世を去る時に、自分の所有している「モノ」が、残された家族にとって処分に困ることが無いように・・・・そんな事もふと思うようになったのです。

ところで、現在の私の部屋ですが・・・
相変わらずまだモノに溢れている私の部屋です。大好きで以前揃えた雑貨などが有ります。
友人のところに迎えられて、お嫁に行ったモノもあって、これでも以前よりかなり少なくなりました。
残ったのは、トーベヤンソン・コレクションの本、ミシン、裁縫道具、ムーミンやフクロウのメンちゃん、リカちゃんにリトルプーリップ、次男が作ってくれたマリメッコのファブリックパネル、イッタラのグラス、キャス・キッドソンの小物などなど。
今はまだ手元に置いておきたいものだけど、この部屋も、また考えが変わる時がくるのかもしれないなぁ。。。
大切なモノ、可愛いモノ、好きなモノ。。。お手入れや暮らしやすさを考えながら、無理せず、じっくりとつきあっていきたいなぁと思います。

11.16.2012

寒くなってきたので・・・

昨日北陸はとても寒い一日となり、夕飯はおでんにしました。
LDKのリフォームで、キッチンにIHクッキングヒーターを導入しました。以前はガスだった為、古いおでん鍋は使えないかも。。。と覚悟していたのですが、義母が残してくれたおでん鍋は、ホーローだった為全く問題なく使えました。
とても古い鍋なのですが、このお鍋、本体は分厚い黒いホーローで出来ていて、持ち手はごげ茶色の木製という、なかなか凝った作りのレトロなお鍋です。(でも、何故か蓋が無い!(笑)なんとか他の鍋の蓋で兼用できました。。。)
そういえば、義母から譲り受けた雪平鍋も、やたらと重いなぁ。。。と思っていたら、IHでも使えるように底がステンレスになっていて、これもそのまま使えました。
お鍋をほとんど買い変えないといけないのかなぁ。。。と思っていたので、非常に助かりました。


寒くなってきたので保温ポットを出してきたのですが、色がメタリックな赤で、キッチンに置くとなんだか色が妙に浮いてしまうのです。
そこで、このポットにもジュートで編んだお洋服を着せてみました(笑)
今まで無機質で表情を感じた事が無かったポットだったのですが、ジュートで包んだ途端、不思議な事に生き物のように表情を感じます。まるでペンギンがお洋服を着せられて、ツンとおすまししているように感じるのです。なんだか可愛くて微笑ましい。

今朝は、昨日とはまるで違い、日中は久しぶりの快晴でした。
午前はウクレレ教室でしたが、前回の反省も踏まえ、毎日少しずつでもウクレレに触って練習してきたおかげで、どうにか伴奏に合わせて弾く事が出来ました。
やはりちゃんと弾けると嬉しいものです。
でも明日からはまた寒さが戻ってくるとか。。。

先日からウェイン・W・ダイアー博士の著書"Change Your Thoughts, Change Your Life"の邦訳版「老子が教える 実践道(タオ)の哲学」を読み始めました。ダイアー博士の本を読むのは久しぶりです。大好きな老子の『道徳経』81章をダイアー博士なりの見解と解釈で書かれた著書です。
この本を手にとってみると不思議なことに、表紙に訳者の名前が書かれていません。
今までですと、柳町茂一氏や、渡部昇一氏などの名前が書かれていたのに・・・はて?と思いつつ、本の後ろのほうの出版社情報を読んでみると、「柏倉美穂さん」となっていました。調べてみるといろいろなジャンルの本の翻訳をされていらっしゃる方のようで、ダイアー博士の翻訳者としては始めてのようです。老子の道徳経とダイアー博士の"Change Your Thoughts, Change Your Life"をどのような日本語に置き換えてあるのか・・・も楽しみながら読みたいと思っています。
秋の夜長に、温かい飲み物と読書。。。家に居る時間が長くなりそうです。

11.02.2012

継続の偉大さ、改めて感じる。

今日は、久しぶりのウクレレ教室の日でした。
リフォームなどでバタバタしていて、一ヶ月もウクレレを休んでしまいました。
日々の練習を休めば、その時の状態で停滞するのではなく、後退してしまう。。。分かっていても、それをつくづくと感じました。まるで記憶が無くなってしまったかのように、指も腕も頭も曲についていけないどころか、弾き方自体まで忘れてしまっているのです。

「一日5分でもいいから、ウクレレを触って、弾き続けたほうがいいですよ。」
先生のおっしゃるとおりだと思います。
1時間練習して1週間休むよりは、一日5分でもいいから練習を続けていくほうが、記憶されていく。。。。ウクレレだけじゃなく、語学学習やその他いろいろな事にも言えることだと思います。

例えば、日々の掃除。
3年前から、「トイレ掃除は朝一番に必ず毎日やる」と決めて続けてきました。
旅行とかで家を空けた日以外、ずっと続けてきたのですが、毎日毎朝、汚れていれば勿論、汚れていなくても毎朝起きて一番最初に掃除をしていたら。。。。。綺麗な状態を維持出来るので、毎日の掃除時間が短くて済むということに気づきました。毎日掃除をしていると、サッと拭くだけで擦らなくても蛇口はピカピカに綺麗だし、ホコリもたまる前に拭くのでたまらないし、綺麗な状態をキープ出来て、日々の掃除が楽なのです。
これを昨年は毎朝15分の語学学習や、100円ノートのスクラップブックで実践してみて、「私はためずに短い時間でやったほうが、効率よく続けられる」と気づいたのです。

そう気づいていたにも関わらず、それをウクレレに活かせていなかった。。。
というか、ウクレレの事を一ヶ月思い出しもしなかった。。。

今日帰宅後、習ったウクレレのソロパートを練習しました。
まだ上手く弾けないけれど、毎日続けてみよう、継続していこうと、心に誓ったのでした。

習い事といえばもう一つ。「茶道」があります。
ただ何となく、いつかお茶を習ってみたいと密かに思っていたのです。
年々、日本文化の良さやに触れたいという思いも強くなってきていましたし、所作の美しさ、立ち居振る舞いなど、若い時は思いもしなかった仕草なども、美しくありたいと思うようになってきていたのです、
ただ、最初の頃「茶道」と聞くと、敷居が高く感じれて一歩が踏み出せなかったのですが、いろいろな「茶の湯」関連の本を読んでいたところ、ある本(森下典子さんの著書『日日是好日』)も読んだのをキッカケに、やっぱり思い切ってお茶をやってみたいと思ったのです。
どこの教室に通うかと探していたら、お友達の紹介である先生とのご縁を結んでいただき、まるで用意されていたようにトントン拍子に話が進み、不思議なくらいスムーズに「茶の道」に入っていました。

「茶道」。
通ってみると、何故こんなに出来ないのか。。。と我ながら唖然としました。
歩き方、挨拶の仕方、お茶のいただき方、お点前に至っては、何度やっても覚えられない。。。。
盆略、千歳盆略、薄茶、濃茶。。。
それぞれに、方法が違い、更に季節ごとにお道具が変わる。
柄杓(ひしゃく)でお湯を汲む時戻すとき、水を汲むとき、持ち方も変わるし汲み方も変わる。

先生は
「頭で覚えようとしなくていいです。ココに来て唯お茶を点て、お茶をいただく。頭で覚えるのじゃなく、何度も繰り返せばいいのですから。そのうちスーっと身体が動くようになります。」
「行儀作法を身につけるのもいい事ですが、それ以上にお茶は『おもいやりのこころ』『おもてなしのこころ』を育むのです。」
とおっしゃっています。

頭で覚えたものって、やらなければすぐ忘れてしまいます。
お茶もウクレレもそうですが、覚えようとしている時は身につかない。唯唯身につくまで練習を重ねる。継続をする。そうやっているといつか突然、氷が溶けて中に入っていたモノに手が届くように掴むことが出来るようになる。それまでは唯唯氷を溶かす作業のように、温めていればよい(継続していればよい)。試験の前の一夜漬けじゃなく、ずっと続けていくこと自体に価値があるのだと思えるようになりました。

更にお茶は、こんな事にもルールがあるのか。。。と思うほど、細かい作法があるのですが、それがとても気持ちいいと思えるほど、「お茶」の時間は神聖で優美で、静寂て、空気が澄んでいて、季節感を目や味で感じれるのです。
お点前をする人、客人、双方が思いやりの心で、同じ空間に居る。
細かい作法があっても堅苦しいどころか、その逆で「お茶」の時間は日々のストレスが軽減される時間なのです。出来るようになる喜びもですけれど、ただその場所に居るということ。
武士が戦いの合間にお茶を嗜んでいたというのも、ほんの少しですけれど分かった様な気がします。

ずっと続けていきたいと思います。