6.14.2012

マルベリー収穫

6月14日の朝のマルベリー
(Sweet Mulberry - 西洋の桑の実です)
6月に入ってからほぼ毎朝、マルベリーの収穫を行なっています。
毎年6月は一ヶ月間毎朝の日課となります。
6月中旬のこの時期は、収穫のピークとなります。
マルベリーの果実は淡い緑→赤→黒の順に色が変化していき、黒く熟したら食べ頃です。
黒くなった果実は、生食出来る期間が短いため、躊躇せずどんどん収穫していかないと、すぐに熟し過ぎてしまうのです。
なので、収穫の量が多くても少なくても、とりあえず毎日チェックして、収穫をしています。
 今朝収穫したマルベリー
今年は剪定を思いきりし過ぎた為、収穫量は例年の半分ほどです。
それでも今朝の収穫はザル2杯分有りました。
大きな果実は、手の親指ほどの大きさのものもあります。
果実は大きすぎると大味になって甘みが薄くなる、とよく云われますが、我が家のマルベリーに関しては、一概には云えず、大きくてもとても甘かったり、小さくても酸っぱかったり・・・。
生食で食べる場合、当りハズレは賭けみたいなものです。

収穫量が多い場合は、洗って水気をきってすぐにジャムやソースや果実酒にしています。
収穫量が少ない場合は、生食でそのまま食べるか、搾ってジュースにするか、或いは1~2日分を冷蔵庫に保管して、瓶に詰められる量になってから加工します。
冷蔵庫に生のまま保存出来る日数は長くても3日まで・・・。3日以上は生での保存だと味が落ちてしまうので厳しいと思います。ジャムや果実酒に加工する量が収穫できなくて、ある程度確保出来るまで溜めておきたい場合や、忙しくてすぐに加工が出来ない場合などは、収穫して洗ったらすぐに冷凍保存しておくと、鮮度が保てると思います。

今日は、マルベリーのソースをつくりました。
お砂糖をまぶした状態
マルベリーの量に対して約半分くらいのお砂糖を使います。
(※追記:お砂糖は色々試した結果、私は三温糖が一番美味しく感じました。
マルベリーの淡白な甘さと上手く合い、コクが出ます。)
まず用意した砂糖の半分の量をマルベリーにまぶしてしばらくなじませます。
30分ほど置いてから、コトコトと火にかけ、途中で残りの砂糖も投入します。
マルベリーが煮詰まり、半分くらいの量になったら(約1時間くらい掛かりました)、最後に絞ったレモン汁(この量だと大さじ1~2杯ほど)を入れて出来上がりです。
熱湯消毒した瓶に詰めて保存します。
瓶に詰めたマルベリー
マルベリーはペクチン含有量が少ないためか、煮詰めてもトロミが出てこないので、出来上がったものはマルベリーのエキス100%のマルベリーソース原液として利用しています。
ヨーグルトに掛けたり、炭酸水やお水で割ったりすると、とても美味しいです。
お味ですが、ソースやジャムに加工した場合、ブルーベリーに似ています。
ソースの色は、ワインレッドで、とても美しい色だと思います。
出来上がったマルベリーソース
果実は生のブルーベリーほどの大きさにまで小さくなりました。
ラズベリーのような種は無いので、煮詰めた果実も食べやすいです。(ごく僅かに種がある時もありますが、非常に少ないです。)
ヨーグルトにかけたり、炭酸やお水で薄めると、驚くほど鮮やかな色になります。

ところでこのマルベリー、以前ドイツでは「悪魔の実」と呼ばれていて、子供には食べさせなかったそうです。けれど東洋では、根皮は桑白皮と呼ばれ、利尿、鎮咳、消炎などの目的で漢方に処方されている立派な薬草?薬木なのだそうです。根皮や葉のお茶は、高血圧の予防や咳止め、果実酒は滋養、強壮に飲まれるそうです。(出典:愛読書の、小学館「ハーブ・スパイス館」より)
ドクダミに続いてマルベリーも凄い効能があるんですね。

6月はドクダミの収穫、マルベリーの収穫、そして後半はセント・ジョーンズワートなどなど、収穫ラッシュが続きます。
仕事をしていた時、毎朝早朝マルベリーの収穫をしてから出勤し、帰宅後、夕食の準備と後片付けが終わって夜の10時頃から、ジャムやソースを作っていた時もありました。
当時は、とても慌ただしくて大変だったのを覚えています。
多い時で一日にジャム瓶10本以上の量の収穫をしてから出勤・・・という日もありました。
毎日の収穫作業に嫌気が差した時もありました。
何故こんな大変な思いをしてまで、毎日毎日収穫しなければいけないんだろう?と、自分がマルベリーを植えたことは棚に上げて、収穫を喜ぶどころか、マルベリーのせいにしたり、自分でストレスを作っていた年もありました。
今思えば、自分の生活でこなせる量を超える収穫量だったのだろうと思います。
だた唯一、自分の功労(ジャムなどを友人が美味しいねと言ってくれたこと)だけが、励みになっていたのだと思います。マルベリーという樹木の事を考えてあげられなくて、マルベリーには申し訳なかったなぁ・・と思います。

今年は退職して、午前中は庭仕事に専念出来るようになったので、ゆっくり楽しみながら収穫出来ています。マルベリーと向きあう事自体が楽しみに思えるようになってきました。
また間引きをして収穫量を調整したり、剪定の方法を学んだりと、自分の能力でこなせる感覚も掴めてきました。ささやかながら幸せだなぁ・・・と感謝できる心の余裕も出てきました。
植物・・・マルベリーやドクダミ、お野菜もそうですけれど、薬草茶や食物として体内に取り入れる事が出来るって事は、つまりは自分の身体をつくるモノを提供してくれているってことで、言うなればその植物のおかげで生かされていて・・・極論を言えば私の体も植物も同じものだってこと。
全てがワンネスの感覚。。。そういう感覚が最近目覚めて来つつあります。

まだまだ、いろいろ体験して失敗したり成功したり、その時々の暮らし方から、いろんな事が学べそうです。
2014年のマルベリーはこちら(かなり豊作です)>

6.05.2012

ドクダミの収穫

(※6/14に追記をしました。)
ドクダミの花が咲きだしました。いよいよ収穫の時期です。
北側の庭のドクダミ
東側の前庭、西側の裏庭、そして北側の庭それぞれにドクダミが群生しているのですが、日陰がよく育つとあるとおり、やはり北側の庭のドクダミが一番背丈も長く葉も大きく美しいです。
とりあえず今日はこの北側のドクダミを収穫してみることにしました。

小学館の「ハーブ・スパイス館(ISBN4-09-103393-8)」によりますと、
「開花時期に全草を刈り取り、乾燥保存する。」
「全草を乾燥したものを十薬と称し、解熱、解毒、利尿や湿疹薬に使われる。」
「乾燥するとにおいは消える。」
「乾燥した葉をティーにして飲むと便通を整え、利尿作用があるといわれている。」
とあります。
薬草って、ドクダミもそうですけれど、エキナセアやオレガノ、セルフヒール、セント・ジョーンズワート等、開花時期に収穫すると、薬効を充分に摂れるものって多いですね。

収穫したドクダミ

物干し竿に干しているドクダミ
十本ずつ枝を束ねてみたら54束出来ました。つまり本日の収穫は540本ということです。収穫に1時間半以上、束ねるのに1時間ほど掛かりました。ふうぅ~。
曇り空で風が強い日なので外に干しましたが、早く乾くといいなぁ。。

リビングに干したドクダミ
夕方雨が振りそうだったので、慌ててリビングに取り込みました。
なんだか緑のカフェカーテンみたい!
収穫している時、独特のドクダミの匂いがしたのですが、室内に干していると全く匂いは気にならないですね。
・・・・って、明日はどこか別の場所に干さなきゃ。
家人が帰宅してこの様子をみたら、ビックリするだろうなぁ。

前出の「ハーブ・スパイス館」の利用法のところに、
「乾燥した葉を薬用に。民間では煎じ茶を便秘症、膀胱炎などに用いる。生の葉は、火にあぶって柔らかくして、腫れものの吸い出しに用いる。若葉を高温で揚げて天ぷらにするとにおいが消えておいしい。ベトナム料理では生のまま使う。」
とも書かれていました。

そういえば、子供の頃、足を虫に刺されパンパンに腫れてしまったので(蜂ではなかったと思うけど)、母親が庭のドクダミを揉んでガーゼに付けて、足に貼ってくれた記憶があります。
主人は青年期にニキビが多かったそうで、ドクダミを煎じてはお茶にして飲んだりしたそうです。
でも、腫れものの吸い出しには生の葉を貼ったほうが良いのなら、ニキビには飲むのと同時に、生葉も利用したほうがいいのかも。。。
ならば、前庭と裏庭のドクダミはこのままにして、使う都度に収穫する為に残しておいたほうが良いみたいです。

若葉の天ぷら。。。も、そんなに美味しいのなら、いつか試してみようかなぁと思っています。
においが消えるのなら、大葉みたいな食感なのかしらね。多分。。。
ベトナム料理といえば、生春巻きに香草のコリアンダーが入っていますよね。
あのコリアンダーもかなり強烈な香りですが、ベトナムの方達はドクダミをどのように使うのかしらねぇ・・・。

ドクダミを収穫していたら、お隣さんが「乾燥したら少し頂戴。」とおっしゃっていました。
上手く乾燥出来ますように。

最初ドクダミがどんどん繁殖してきた時、正直チラッと嫌だなぁ・・・と思っていた時もありました。
ドクダミという名前から受ける印象と、独特の臭気から、なんとなく美しいイメージを持てなかったのだろうと思います。
ところが、ご近所さんが庭のドクダミの群生を見て「なんて綺麗なんでしょう。」とおっしゃって下さったり、更にドクダミを茶花風に茶入に入れたり、玄関の花瓶に飾ったりしてみたところ、風情があってとっても美しく見えるのです。
先日遊びに来たお友達が玄関に活けてあるドクダミや、北庭のドクダミの群生を見て、「私も育てたい」と言ったので、数株を掘り起こして差し上げました。(地下茎はミントに比べると、簡単に分けられて掘り起こし易かったです。どこまで繁殖を許容できるかで、鉢植えか地植えか悩むところだと、友人は話していました。)
主人はドクダミ茶を飲むのを楽しみにしているし、薬効もたくさん有りますし、今では有難いなぁと思うようになりました。

(6/14 追記)
乾燥したドクダミ
1週間経過した6月12日、パリパリに乾燥したドクダミをザクザクと切りました。
この状態で湿気ないように乾燥して保存しました。
少し煎じて飲んでみたところ、香りは若干残っているように感じました。
そんなに嫌な風味ではないですが、煎じる前に、フライパンで焙じてから煎じると、香ばしくなって、より飲みやすくなるかもしれません。
義父はこのドクダミの風味が苦手ではないらしく、とても美味しいと言って喜んで飲んでいます。
今は毎朝、一日分のドクダミを煎じて家族皆で飲んでいます。

まだ庭に残っているドクダミは花の咲いている間に、一部は追加でお茶用に乾燥しました。
そして一部は生のままウォッカに漬け込んでチンキも造りました。
このチンキは汗疹(あせも)やニキビの外用薬の原液としました。
使用する時に薄めてパッティングしたり、皮膚にすりこんだりして使おうと思っています。
そして残りの一部は、花の姿が美しいので茶花として見て楽しんでいます。
十薬と称されているとおり、ドクダミには本当にいろいろと助けて貰っています。

6.04.2012

2012年6月の庭

6月に入ると、約1ヶ月間、毎年恒例のマルベリーの収穫に追われます。
2012年6月4日のマルベリー
今年マルベリーはちょっと失敗しました。
昨年強剪定してしまった為、果実が太い枝(というより幹)にかたまって付いてしまったのです。
このマルベリーは本来なら長く垂れる枝の先に果実を着けるのです。
本来なら枝を残したほうが収穫がしやすいのですが、例年長い枝だと果実の重みで枝が地面に着くくらい垂れてしまい見栄えが悪いため、ばっさりと剪定したのです。

しなだれた枝をほとんど落とした為に、今年は果実が幹に着いてしまったのです。
果実が膨らみ始めた後に、枝が勢い良く伸び出してきたので、幹に着いた果実を収穫する時に、枝をかき分けながら行わねばならなくなって、例年よりも収穫が非常にしづらくなってしまったのです。
このことから、マルベリーの選定方法が体験をもって学習できました。
長い枝はばっさり落とさず、何本かしっかりした枝を選んで残すようにしようと思います。
マルベリーは試行錯誤しながら育ててきました。
来年こそは、綺麗な枝ぶりで収穫しやすく仕立てたいなと思います。

そして、後から気づいたこと。
「気」を感じるアンテナを閉じて、樹木の声、植物の声を無視した人間からの視点だけで行動を起こすと、良い結果は得られないってこと。昨年の私はまだまだ「気感」のアンテナ受信が不十分だったってことですね。

その他の6月の植物たちです。
6月は薔薇の美しい月です。
ロサ・ガルカ・オフィキナリス
Rosa gallica officinalis
ロサ・ガリカ・オフィキナリスは、"薬剤師の薔薇"と云われているほど薬効のある薔薇です。
今年この薔薇は今までで一番美しい容姿になりました。
花も葉も全てが美しく感じます。
薔薇の下に咲いているのは、ヒルザキツキミソウです。
ヒルザキツキミソウは一株戴いたものを植えたのですが、今では庭のあちらこちらに広がって、花壇一面に咲いています。

八重のハマナス
庭にはハマナスが4種類あります。
この紅色の花の八重と、白花の一重のハマナス、紅花の一重のハマナス、そして中国のハマナスとも云われている玫瑰(マイカイ)です。玫瑰は薬用植物として漢方の世界では昔から知られ、花びらを乾燥させたお茶は、肌荒れに良いと云われているようです。
ハマナスのローズヒップはとても大きく、直径3cm以上になる場合もあります。
真夏には真っ赤な大きなローズヒップがたくさん出来ます。
生食だと、棗のような味がします。
このハマナスも、今年は虫も全く付かずとても美しく育ってくれています。

一重の白いハマナス

玫瑰(マイカイ)の蕾

薔薇・アンジェラ
今年も綺麗に咲いてくれました。
房状に咲く様はまるでブーケのようです。

ロサ・エグランテリア
(スイート・ブライアー)
スイート・ブライアーは葉の裏から青りんごの香りが漂う薔薇です。雨の日などは側を通るとふわっと林檎の香りがする時があります。花が終わった後には、ローズヒップが膨らみ、晩秋には真っ赤なローズヒップが収穫出来ます。

ハマナスもガリカ・オフィキナリスもスイートブライアーも、ほとんど虫がつかないのですが、アンジェラはアブラムシにやられます。よーく見るとテントウムシの幼虫がアブラムシを食べにきています。

ハニーサックル
ハニーサックルは和名をスイカズラ、または忍冬とも呼ばれているつる性の植物です。
咲き始めは白花ですが、時間が経つにつれ黄色く変色してきます。白花を銀、黄色くなった花を金に例え"金銀花"とも呼ばれていて、いろいろな薬効もあるそうです。
香水のような香りを持ち、横を通る時にふっと香ります。

葉が大変大きく美しいギボウシ

ドクダミもそろそろ収穫しなくちゃ!

6月4日の朝の庭

5.21.2012

Spiritual Growth by Sanaya Roman(スピリチュアル・グロース--サネヤ・ロウマン)


サネヤ・ロウマンさんの著書「Spiritual Growth」を読みました。
昨年この本を読み始めた時、読み進められなくて本を閉じました。
その時の気持ちが以下の文章でした。

2011年7月23日のブログ記録の文章
「サネヤ・ロウマンさんの著書「スピリチュアル・グロース」を読み始めたところ、『ハイアーセルフ』という言葉が出てきたところから、立ち止まってしまいました。
そもそも『ハイアーセルフ』というものが何なのかが、自分の中でその存在について「これだ!」という感覚が掴めていないことに気づきました。」

この本を読む前、同じサネヤ・ロウマンさんの「パーソナル・パワー」と「リヴィング・ウイズ・ジョイ」はスラスラと読めたのですが、スピリチュアル・グロースだけは、読める時がくるまで待とうと思っていました。
そして先月、今なら読めるかな?と思い、パラパラとめくり始めたところ、「あ!読める!」と感じ、あとは流れに任せるように読み進める事が出来ました。

スピリチュアル・グロース
サネヤ・ロウマン
訳:中嶋慶太・高木悠鼓
出版:マホロバアート
ISBN978-4-944035-02-1

副題に「光の存在オリン、ハイアーセルフを語る」とあります。
この本は大きく3部に分けて書かれています。
第一部は「高い次元に手を伸ばす」
第二部は「内なる次元を開く」
第三部は「外に向かって拡大する」
スピリチュアル・グロースとは文字通り「霊的成長」のことですが、それぞれの部の各章の後に、霊的成長のプロセスを通過できるように、誘導瞑想があります。

さて、私が今ならこの本を読めるかな?と思うようになったいきさつです。
今年になってから「自分を見つめるもう一人の自分」を感じるようになったのです。正確に言えば、「客観的に喜怒哀楽の渦の外側に立っている自分が居て、喜怒哀楽の渦の内側に居る自分を眺めている状態になる」という感覚でしょうか。
日々の生活をしていると、嬉しいこと、悲しいこと、寂しく感じること、怒りたくなること、楽しくなるなどの状態になります。毎日、瞬間瞬間に気持ちが変化しています。
以前ですと、その自分が喜怒哀楽の状態にどっぷりと浸かっていて、その状態のまま行動したり、感情にハマっていて、なかなかそこから抜け出せなくなっていたのですが、今年になってからは、その喜怒哀楽の各々の状態時に、そんな自分を斜め後ろ辺りから眺めている自分にフッとなっている事に気づいたのです。
「あ、自分は今嬉しいんだな」とか「あ、自分は今ちょっと辛い気持ちになっているんだな」と、斜め後ろから自分の姿を見つめる自分。
そして、その状態になっている自分を認めると、気持ちが穏やかになっている事に気づきました。
喜怒哀楽の特に「怒」と「哀」の状態の時には、その渦に巻き込まれている自分を、すーっと手を差し伸べて早く救ってくれるもう一人の自分が居て、早く楽になれることに気づきました。
喜怒哀楽の状態を持つことが悪いということではありません。
ただ単に、喜怒哀楽の状態を認めている自分になると、不思議と平穏な気分になれるのです。
「怒」や「哀」の状態が嫌だともがき、何とかしてそこから抜けだそうと焦れば焦るほど、余計に「怒」や「哀」の状態に陥るという苦しい経験をした事はありませんか?
その感情のままに行動するよりも、「今の自分の感情を、まずはただ認める」といった感覚に早く気づけば気づくほど、より早く楽になれる事に気づきました。
この本のワークではしばしば、「ハイアーセルフの状態になってください。」と書かれている箇所があります。
ひょっとして、上で書いたような感覚がもしかしたらハイアーセルフと呼ばれる状態のことなのかな?と思い、再度スピリチュアル・グロースを読んでみようと思ったのです。

本の内容は、以前読んだサネヤ・ロウマンさんの2冊よりも更に私には必要なものでした。
本には付箋を貼りまくりました(笑)
その中から、一部引用します。

P144~ 9章 自分の感情を静める
「感情を静めることは、ハイアーセルフになるための重要なステップです。激しく重い感情があると、自分の平和な中心から出てしまい、そのせいで、ハイアーセルフの静かな声を聞くことがより困難になります。もしいつも静かで、中心にいて、バランスがとれていると感じるとしたら、自分の人生がどんなになるか、想像できますか。そうなっても、あなたは物事を行うために強い感情をまだもつでしょうか。それらは混乱した感情ではなく、調和したバランスのとれたものとなります。」
「感情のせいで、あなたは時間と空間につながれています。あなたの感情は、自分の思考を実現するための燃料です。つまり何かを望むあなたの感情があると、自分の人生にそれを実現するのがより簡単になるのです。何かを創造する前には、それについての感情をもつことが必要ですが、否定的感情や不調和な感情からではなく、肯定的で調和した感情から物事を創造することができます。」

※よく「思考は現実になる」と云われますが、感情が思考を実現する燃料となるなら、混乱した感情を持ち続けていれば、困難な物事を創造してしまいます。
否定的な感情を感じている場合については以下のような説明がありました。

P146~
「もし、否定的な感情を感じたら、休んで「このメッセージは何だろうか。私は自分の人生の中の何を見て、何を前とは違ったように行動する必要があるのだろうか。」と、ハイアーセルフに尋ねてください。ほんのわずかな苛立ちや憤慨や否定的感情にも注意を払うことを学んでください。(途中省略)高度に進化したあなた方の先生たちも、感情をなくしてしまったわけではありません。というのは、感情とは人間の経験の一部であるからです。しかし、何がまわりで起こっても、彼らの感情は平和で調和しています。彼らは自分のハイアーセルフの導きに耳を傾け、自分のまわりに調和と明晰さを生み出します。あなたが、より大きなレベルで感情を統制できるようになっても、まだ一瞬の怒りや苛立ちを見い出すこともあると思います。しかしあなたは、これらの感情を一瞬に処理し、どんな導きに耳を傾ける必要があるのかを尋ね、そして、それらを解放することを学びます。」
P156~
「感情が現れてくるときに、それらを徹底的に経験すれば、それらを変え、解放することができます。自分の体の中に感情を感じてください。それはどこにありますか。もしそれが色をもっているならどんな色でしょう。その感情から抜け出すように自分を説得しないようにし、ただ自分がそれを感じるままにしてください。そうすれば、最も激しい感情でさえ、たいていの感情は、いったんそれらを経験し、愛し、そのメッセージを聞けば、すばやく過ぎ去ることがわかるでしょう。ですから、どんな問題がその激しい感情を引き起こしているのかについて考えるのをやめ、その感情の感覚そのものに集中してください。そして、深呼吸し、自分の体が光で満たされるのを想像してください。」

私も今丁度この感覚を学んでいる状態なのだと思えました。
その他にも素晴らしい内容がたくさんあるのですが、全てを書くわけにはいかないので、気に入っている見出しだけ記します。
「話した言葉は現実化します。ですから、肯定的に話すことを学んでください。」
「話す前に、自分が話そうとしていることが、どのように人々の人生に貢献するか、自分に問いかけてください。」
※今自分が話している内容は、愛のある発言かどうか---。
最近このように考えるようにしています。まだまだ学んでいる途中です。

この本の21章に、「透明になる」という見出しがあります。
この章がとても素晴らしく感じると同時に、私にとってもとても必要な学びだったと思っています。
「霊的に成長するのに、完全な環境を作ったり、否定的なものをまわりから排除したり、世の中から殷墟したりする必要はありません。この世に存在する様々なエネルギーの中にいて、ハイアーセルフでいることを学ぶために、あなたはここにいるのです。」

上に記したようなオリンの言葉に何か感じるものがあるならば、是非一度スピリチュアル・グロース読んでみてください。
サネヤ・ロウマンさんの本、次は「魂の愛」を読みたいと思っています。

5.14.2012

Medicinal and poisonous plants (薬草と毒草)

北側の庭では、苧環(オダマキ)の花が咲き出しています。
紫色に見える花がオダマキ。
オダマキの花
葉が出始めた時は、最初何が出てきたのか忘れてしまって、秋明菊だとばかり勘違いしていたのですが、花が咲いてオダマキの花だったと思い出しました。
植えた覚えの無い場所からも出てきたので、勝手に実生で育ったものだと思います。

花は大変美しいので、切って茶花として花入れに入れたりしていますが、オダマキはキンポウゲ科オダマキ属の植物です。
「キンポウゲ科の植物」には毒性の強いものも多く、このオダマキもプロトアネモニンという成分を含有するため、切り口などが皮膚に触れると皮膚炎を起こしたり、誤って食べたりすると胃腸炎や心臓麻痺を起こしたりするそうなので、取り扱いはちょっと注意が必要なのです。

今庭にはドイツスズランも咲いていますし、オモトもあります。
スズランに毒が有るというのは有名で、スズランには「コンバラトキシン」、オモトには「ロデイン」などの成分が含まれていて、共に呼吸障害などを起こしたりする場合があるとか。

毒草といえば、先日樹林気功で訪れた平泉寺には「ミヤマキケマン」が咲いていました。
平泉寺のミヤマキケマン(深山黄華鬘)
「身近な薬草百科(パッチワーク通信社/ISBN4-89396-716-9)」によりますと、ミヤマキケマンはプロトピンという毒性分を含み、酩酊(めいてい)状態、嘔吐、昏睡、呼吸及び心臓麻痺などの症状を起こすそうです。しかも注意書きのところに、「美しい花だが悪臭があり、深く匂いを吸いこむと、吐き気をもよおすことがある。」と有りました。思いっきり匂いを嗅がなくてよかった!

もう一つ。
テンナンショウ
同じ日に勝山の岩屋の大杉で撮影したものです。このテンナンショウも毒性が強く、果実を誤って食べて口内や口舌が痺れたり、胃腸障害を起こしたりする例が多くあるそうです。
前出の「身近な薬草百科」にも「毒のある植物に気をつけよう」の箇所に記されていました。

で、この「身近な薬草百科」はタイトルのごとく薬草の本なのです。
なので、毒草とあっても、同じ植物なのに、毒性成分と薬用効果が書かれています。
つまり、「薬草でありながら毒草でもある」ということで、上記の植物のような特に毒性の強いものはページを分けて記されています。

面白いことに、テンナンショウとよく似た姿をしている「カラスビシャク」は、干した塊茎(地下部分に出来る球茎)は「半夏(ハンゲ)」と呼ばれる生薬になり、嘔吐、つわり、胃腸炎の改善などに有効と書かれていて、こちらは薬草のページに分類されていました。
 我が家のカラスビシャク
12~13年ほど前、石川県のお友達Oさんから頂きました。
「路地に直植えすると、とてつもなく増えて困るから、鉢植えが良いですよ」と教わったので、鉢に植えていますが、毎年ムカゴが落ちて、春になると芽が伸びてきます。
 カラスビシャクの花。5月になって咲きました。
このような形のものは仏炎苞(ブツエンポウ)と呼ばれ、サトイモ科の特徴です。水芭蕉、ザゼンソウなどを見ると、おんなじ科だ!と判ります。
カラスビシャクの葉。
小さな対になった2枚の葉とその真中に大きな葉の計3枚が集まって着いています。
この葉っぱ、眺めているだけでも可愛いです。

テンナンショウは強い毒性があるのに、似たようなカラスビシャクには毒性が無いのか???と思って調べてみたところ、ウィキペディアによりますと、塊茎は「乾燥させず生の状態では、シュウ酸カルシウムを含んでおり食用は不可能。」となっていました。
シュウ酸カルシウムのウィキペディアでの説明はこちら。

このシュウ酸カルシウムって、以前、何故里芋などを触ると手が痒くなるのかを調べた事があって、その原因がシュウ酸カルシウムの結晶の形が原因だったと知った事がありました。
シュウ酸カルシウムの結晶は針状になっていて、里芋やカラーなどを触ると痒くなるのは、針状の結晶が皮膚に刺さるからだとか。
ウィキペディアによると、パイナップルを食べた時に口や口の周りが荒れるのも、このシュウ酸カルシウムの針状結晶が原因みたいです。

つまり、薬草は毒草でもあり、毒草は薬草でもある。
・・・と書くとちょっと怖く感じるかもしれませんが、植物には何らかの薬効がある反面、なんらかの毒があるもので、それが多量に含むか少量かで、薬草だとか毒草だとかと人間が勝手に分類しているだけなんだなと思いました。当の植物達は、そんな風に分類されているなんて全く関係無いことなんですから。。

食べ方や用法を守り、勝手に触れたり口に含んだりせず、きちんと調べてから取り扱ったほうが良いですよね。
先月書いた「薬草の庭と茶花の庭」に出てきたスギナについてもカラスビシャクと同じように、薬草だからといって、大量に使用するのは良くないでしょうし、お野菜にしても、果物にしても、安心だからといって大量に食べるのはやっぱり良くないですよね。。。。。適量が一番。

5.08.2012

平泉寺にて樹林気功

気功教室の先生やお友達と福井県勝山で樹林気功を行って来ました。
その時平泉寺へも寄ってきました。
木々がとっても美しかったので写真に収めてきました。
 大きな杉木立
中央の鳥居が小さく見えます。
 絵画のように美しい庭
 池に映った樹木
 見上げた木々
木々が私達を歓迎してくれたかのようです。樹木からたくさんのパワーを頂きました。

フィンドホーン創始者のお一人であるドロシーマクレーンさんの著書「樹木たちはこう語る」(訳:山川紘矢・山川亜希子 出版社:日本教文社 ISBN978-4-531-08167-7)の中の一部を引用します。

P218「杉」からのメッセージ
---「私たちの安定したゆるぎない愛を感じなさい。土地の一部でありながら、また土地へと戻ってゆく愛です。私たちは別々であり、しかも別々ではありません。その両面を私たちは誇りに思っています。できる限り沢山の愛と私たちの命のエネルギーを、空高く、地中深くへと送っています。そして何が来ようと、私たちは受け入れます。」---

大木は「地球の皮膚」だそうです。
彼らは彼らにしか出来ない仕事を地球の為に行なっているそうです。
なので、人間が勝手に大きな木を切り倒してはいけないのです。
人間も自然の一部としての仕事があり、お互いに助けあって生きていこうとすれば調和が生まれるのです。

樹林気功については、またいつか改めて書きたいと思います。

4.26.2012

薬草の庭と茶花の庭

スギナが庭の至る所にはびこっています。
あまりに綺麗に一面に生え揃っているので、まるでこの場所でスギナを栽培しているかの様に見えるらしいです。
スギナの群生地

スギナってとっても生育旺盛で、根も長いものだと80cm~1mほどもあるんですよ。
無理やり引っこ抜こうとしても、途中で切れちゃうし、除草は難しいので放っておいたところ、気がついたらこの場所はほぼスギナだけの場所になってしまいました。ここまで生えそろうと見事なもので、この場所をスギナの薬草園と勝手に命名しました。
スギナのアップ
お抹茶のような綺麗な緑色です。

ところで、このスギナ。我が家では薬草として採取もしています。
ミネラルを多く含み様々な薬効があると聞いてからは、とりあえすは収穫して乾燥して、お茶にしたり、薬草酒にしたり、ローションにしたり。

収穫中のスギナ

雑草として邪魔もの扱いすればゴミとしてみてしまうけれど、薬草と思えばお宝がザックザック。
考えたら手入れをせずとも薬草が生えてくるって、有難い事なのかも。

そしてこちらはドクダミです。4月になって葉が見え始めました。
ドクダミは江戸時代に貝原益軒が著した「大和本草」に、
「わが国の馬医これを馬に用いると、十種の薬の効果があるので、十薬という」
と書かれているほどいろんな効能があるそうです。
それを知っているからか、家人がお茶にして飲むのを楽しみにしているので、もう少し大きくなったら収穫しようと思っています。ただ収穫する時のドクダミのニオイには毎回慣れないものです。

「薬草園」などと書くと、なにやらカッコイイ感じがしますが、我が家の庭の場合、つまりは「雑草と付き合っていく庭」の事なのです。庭を造り出した最初の頃はハーブをあれもこれもとたくさん植えて楽しんでいましたが、廃れる植物や、はびこる植物があり、この土地に適したものは益々居住区域を拡げているようです。
アップルミント、オレガノ、セルフヒール、セント・ジョーンズワート、ハニーサックル(スイカズラ)、サボンソウ、木苺などはどんどん増えていきました。
これらの植物は縄張り争いをするので、喧嘩しないように時々見張っています。
雑草と薬草・・・言い方を変えると、有り難く感じるものです。

最近購入したお気に入りの本です。
茶花こよみ
中川邦昭 著・文化出版局
ISBN4-579-20836-6

最近嗜好が少しずつ変わってきているのを感じます。
以前は苦手だった和菓子が美味しいと思うようになったり、お抹茶が急に飲みたくなったり。。。
家のインテリアも和風を好むようになったり(POPでキュートなものも相変わらず好きですが・・・)
「和」がしっくりとくるといいますか、落ち着くといいますか。。。

庭に咲いている季節の花々をチョンって切って、さっと花入れに入れて季節を味わいたいなぁ・・と思うようになっているのです。
「活ける」という形式ばったものじゃなく、さり気なく庭や野に咲いているように「入れる」といった感じにしたくて、出会った本がこの本でした。
この中川さんは、京都でカメラマンとして茶の湯の家元で茶事や行事の写真を撮っているうちに、茶花に魅せられていったそうです。「利休七則」は伝えています。「花は野にあるよう」にと。(本の裏帯より)

さりげなく花を入れたくて、参考にさせていただいています。
本の構成も茶花の本らしい品があり、花々を眺めているだけでもホッとします。
茶室はありませんが、花を愛でながら、美味しい和菓子を頂き、盆略点前でお抹茶をいただきながら、季節の花々を眺めたいなぁ・・・と。
日本人のDNAが今頃になって表に出始めたのでしょうかね?
庭で咲き出した蔓日日草とスノーフレーク
いろいろな茶花の入れ方を見て見習いたいと思っています。