11.19.2009

クリスマス・ボックス


リチャード・ポール・エヴァンズの「クリスマス・ボックス」「天使がくれた時計」「最後の手紙」を読みました。別の本を探しに行ったブックオフで、「クリスマス・ボックス」と「天使がくれた時計」を見つけ、装丁の美しさと価格が1冊105円だったので、両方を購入。のちになって、3部作だと知り、Amazonにて「最後の手紙」もGET。
とにかく3冊並べると、確かに表紙から受ける印象は、クリスマスらしく華やかで、金色の飾り線などを使っていて、とても美しいです。綺麗な本をコレクションするのも結構好きなので安く購入できてラッキーでした。
で、内容なのですが。。。お話も表紙同様美しいです。家族愛、人間愛みたいな感じ。
でも、悲しい出来事も多々起こりますし、当時のアメリカの恐慌や、恐ろしいほどの人種差別問題も浮き彫りにされていて、読んでいて辛くなる箇所もあります。
それでも、全篇に著者の「本当に大切なことは何?」という訴えが見えます。

とくに、子育てに疲れて、ストレスが溜まっているなぁ。。と思われる方や、嫌な事が続き、ついついイライラしてしまいそうになる時がある方など、おすすめかなぁ・・・。
読み終わるのが寂しくなるので、ゆっくりゆっくり読みましたが、それでも文章が易しいので、スラスラ読めました。

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