4.18.2012

菫の花咲く頃

4月中旬になると、家の周りの路地のあちこちから野生の菫(スミレ)の花が咲き出します。

毎年どんどん居住区域を拡げています。
持っている雑草の本「日本の野草・雑草(成美堂出版・ISBN4-415-01009-1)」で以前気になって調べたところ、「※スミレ属の種子には、アリの好む物質・エライオソームがあり、これ目当てに蟻が運び、遠くへ散布される。」と注釈がありました。当時はふ~ん。。。て感じで、それ以上に関心が無かったのですが、最近になってまたこのエライオソームの事が気になり出しました。

ウィキペディアによりますと、スミレやカタクリの種子に含まれる脂肪酸、アミノ酸、糖からなる化学物質とあって、種子を巣に持ち帰った蟻はそのエライオソームのみを食べ、残った種子は巣の近くに捨てるとか。。。
蟻と植物がお互いを助けあって生きているんだなぁ。。。
エライオソームって肉眼で見えるのかな?
今後種子が出来たらじっくりと観察してみようっと。

路地の菫が咲き出すと、玄関先の菫も同じように咲き出します。
野生の菫の種がこぼれたのか、蟻によって運ばれたのか...勝手に前庭にもテリトリーを拡げだしたものと、数年前に花屋さんで購入したニオイスミレとが揃って咲き出し、こちらもなかなか可愛いです。
ニオイスミレ
このニオイスミレの薫りが大好きです。
「菫の薫り」というと、このニオイスミレを思い出します。
お土産に戴いた菫のキャンディーや、背伸びして飲んでみたヴァイオレットフィズの甘い香り、スミレの香水。。。あぁぁ、菫の薫りは若い頃の思い出の薫りです。
そいういえば、「菫」と「薫り」って漢字が似ていますね。
「菫」はもともと花の形が「墨入れ」に似ていたからだとか???何かで読んだような。。。

ニオイスミレの薫りはとても好きなのですが、種子や根茎に有毒な成分があるらしいです。
種子を蟻に運ばせる為にエライオソームをつくったり、種属を繁栄させる為に種子や根に有毒成分をつくり食べられないようにする。。。植物ってすごいなぁ。。。
この時期になると毎年、菫の花を見ながら、菫のあんな事、こんな事に思いを馳せる日が数日あるのです。
今年もツマグロヒョウモンチョウがやってくるのかなぁ。。。今からちょっとドキドキしています。

その他の植物
 ギボウシが出てきました。
ピンと立って凛としてみえます。

ジャノメエリカが満開です。

白花の沈丁花も良い香りを漂わせています。

 ユキヤナギ。
昨年剪定したので、今年は花枝が短いです。

 サボン草もあちらこちらから出てきました。
いつかこの植物で羊毛を洗ってみたいものです。

 猩々袴も花が終わって新芽が伸びてきました。
新緑と紅色の葉が美しいです。

 スズメノヤリ
最近庭のあちこちに出現している雑草。
イグサの仲間だそうですよ。

2 件のコメント:

ふらう さんのコメント...

こんにちわ。
土のある生活、素敵ですね~。
憧れます。
うちの周りは悲しいことにコンクリートで固められてしまっていて・・・(TT)鉢植えで我慢の日々です。
つい最近、山歩きする機会があったので、野生の三つ葉とセリをゲットしました♪どちらも野生ならではの強い香りと歯ごたえです。早速、鉢植えに加えました~。
春は色んな発見があって楽しいですね♪

fuji さんのコメント...

ふらうさん、おはようございます。
まぁ!野生の三つ葉とセリですか~!
私、まだ本当の野生の三つ葉やセリの香りを嗅いだことも食べた事も無くて、「強い香りと歯ごたえ」ってどんなんだろう?とワクワクしながら読ませていただきました♪

私の庭のセリと三つ葉は、どちらもスーパーで購入した時に、根が付いていたので庭に植えて繁殖させたものなんです(笑)
多分、本来の野生のものよりも香りは弱いんじゃないかなぁ^^;

ホント春はいろいろなものが発見できて、楽しいですね♪