10.24.2010

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<珈琲の焙煎初日>

今日から珈琲の焙煎の練習を始めます。

「誰のためでもない。自分が美味しいと思える珈琲を自宅で自分で焙煎して、自分で淹れて、自分や家族、時には友人と飲みたい」

これは家庭料理と同じ。
一流のシェフが作ってくれる料理も食べたいけれど、家で食べる料理はその家々の「家庭の味」があり、家族が美味しいと思える味はそれぞれに違う。
珈琲も、美味しい珈琲をカフェで飲みたい時もあれば、家で「自分が美味しいと思える味」のものを飲みたい時もある。
ふとそう思ったので、自分で焙煎してみようと。

初日の今日、選んだ豆は、「ガァテマラ ラグリマ・デ・アンティグア SHB」という豆です。
豆と一緒に送って頂いている「豆情報」によりますと、「アンティグアの涙」という意味を持っているそうで、とても素晴らしい豆だという事を知りました。
豆を栽培されているその国や土地に思いを馳せつつ、栽培されている農園の方々の事、そしてその後保管、管理されて私のところにこの豆が届けられたことなどを思いながらローストすると、一粒一粒が愛おしく感じれます。

珈琲生豆: ガァテマラ ラグリマ・デ・アンティグア SHB
スクリーンナンバーはS-14/17
焙煎初心者でも、ハゼ具合が判りやすいので、
扱いやすいということで、まずはこの豆から。

焙煎の用具。
今回は生豆50gを焙煎。

何しろ焙煎は何もかもが初の経験なので、豆と一緒に送って頂いた各豆毎の「焙煎レシピ」がとても役立ちます。それと焙煎器「焙煎上手」の使い方も、丁寧に描かれたリーフレットが付いていたので、助かりました。

焙煎には、余熱、蒸らし、本焙煎(1ハゼ、2ハゼ)という工程があることも知りました。
どうやらこの中でも特に「蒸らし」という作業がとても重要なようなことも解りました。

今回は、余熱1分、蒸らし5分、本焙煎(1ハゼ1分、2ハゼ1分)と進めていきました。
焙煎完了後の豆。 オイルが出ています。

ミディアムローストを狙っていたのに、思っていたよりも煎りすぎたような・・。
焙煎後、すぐに豆を冷まさないと、豆自体の熱で焙煎が進んでしまうというのも、体験からわかりました。すぐにふるいに掛け、団扇であおり冷ましました。
なのに、想像以上にローストが進むこと! 

今回の焙煎は、「蒸らし」がとても大切だと理解していたのに、その「蒸らし」が上手く行かなかったと感じています。
すこし焦ったのと、火から焙煎器までの距離が近かったかな?と、反省。

珈琲を淹れる時も「蒸らし」で豆がふっくらとするのと同じように、焙煎でも「蒸らし」がちゃんと出来ていると、豆がふっくらとするのだと思いました。
まだまだ経験不足なので、次回はその「蒸らし」が上手く行くように焙煎したいと思います。

50gの生豆は、焙煎後42gになっていました。
3日後に飲むのが楽しみです。

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