ご近所のスーパーではどこにも見かけないからか、余計に食べたい!
河川沿いならフキノトウも見つかるんでしょうけれど、ここは平野のど真ん中。
川までも結構遠い。
今年に限って、何故こんなに「ふき味噌」が食べたいのだろう?と、自分でも不思議。
あの、ほのかな苦味と味噌が温かいご飯に合うんですよね。
きっと何かしら身体が欲しているんだろうなぁ。。
ふき味噌を諦めかけていた昨日、庭仕事をしていたら、土筆(つくし)がたくさん庭に生えているのを発見!
そうだ!ふき味噌の代わりに「つくし味噌」を作ろうと思い、早速今朝つくし摘みをしました。
庭の土筆(つくし)
「土の筆」と書いて「つくし」と読むそうです。
ふう〜ん。節々に付いている「袴」が、確かに筆みたいだなぁと、関心しました。
水でよ〜く洗って汚れをとり、傷んでいるところや黒ずんでいる箇所を取り、さっと茹でました。
茹でた後、水にさらしているつくし
茹でるとほのかにピンク色になって綺麗です。
若いつくしの頭は、茹でると綺麗な緑色になりました。
ちょっとこの状態で食べてみたところ、あらぁ!この若い緑色の頭が意外と美味しい♪
細かく刻んで、水気をしぼりました。
炒めているつくし
さて、ここからは適当なのですが・・・。
ごま油を熱して、つくしを炒め、酒を入れ、砂糖少々と味噌を入れたら、木のスプーンでかきませながら、水分をある程度飛ばします。
そこに、先週作っておいた例の「塩麹」も入れて、かき混ぜて完成。
つくし味噌完成。
我が家で常備している「麦味噌」で作ってみたので、色は薄いかなぁ・・と思いました。
でも、つくしのピンク色がそのまま生きてますよね。ね?
早速ご飯にのせて食べてみたら、結構美味しい♪
塩麹が入ったので、味がまろやかになったのかも!
50本くらい採ったのに、瓶に詰めたらほんの少しになっちゃいました。
それでも満足♪ 春を味わえる喜びに浸っています。
身近な自然の恵みを堪能できる暮らしをしていきたいんです。
春になったらハコベを摘んで歯磨き粉を作ったり、タンポポの根のコーヒーを焙煎したり、1月7日には七草を庭から摘んで、七草粥を作ったり(雪が積もれば無理だけど・笑)
庭の空き地でつくしが摘める。ささやかですが、こんな事ができる幸せにすごく感謝です。
日本中、世界中、どこの土地で暮らしていても、全ての人々が、その土地の畑やお庭から安心して収穫し食せる環境に一日も早くなりますように。
どこにいても安心して暮らしていけますように。